An Apple film original: THE VELVET UNDERGROUND: A DOCUMENTARY FILM BY TODD HAYNES

10月１5日に公開されたばかりのVelvet underground のドキュメンタリーをApple TVで観ました。前半はニューヨークのアヴァンギャルド・アート・シーンで活動したJohn Caleが大きくフィーチャーされており、John Cale、La Monte Youngなどの当時のシーンを感じることができます。Andy Warholのネームバリュー、Nicoの参加により徐々に知名度が上がり、セカンドアルバム「White Light, White Heat」で聴ける緊張感さながらのJohn Caleとの確執そして解雇。そして、ドラック、性的倒錯を美しいメロディで包んだLouの歌を全面に出した3rdそして彼が脱退するLoadedまでのエピソードが、観たことがない映像と関係者の証言（Johnathan Richman！Jackson Browne,La Monte Young, Jonas Mekas etc）で語られます。西海岸のフラワー・ムーブメント（Maureen Tuckerの花付けて歩いてないで、生活に困った人救えよというコメントも面白い）とは全く違うピリピリした東海岸のシーンとの対比も興味深い。VU以前にLou Reed, John Cale がTony Conradと組んでいた THE PRIMITIVESの音源も聞けます