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Last /The Unthank
The Unthanks の初期の3枚のアルバムがそれぞれ2枚組でアナログ化されて、興奮中の私。EMIから権利を買い取り、自分たちのレーベルからの発売で、装丁もこだわっています。
2010年ころだったと思いますが、当時、ロンドンのオックスフォードストリートにあった大きなHMVのお店の地下に英国フォークのコーナーがあり、そこで見つけたのが、BBC Radio 2 Folk Awardというその年の活躍した英国フォークのアーティストのコンピレーションCDで、毎年これを買うのを楽しみにしていました。そして、BBC Radio 2 Folk AwardsやMojoで年間ベストアルバムに選ばれたのが、彼女達を知ったきっかけでした。
Rachel とBeckyのUnthanks姉妹を中心に英国フォークの伝統にクラシックの要素を加えメランコリックに奏でられる それそれは端正な音楽。その後、Robert WyattやAnthony そして、Nick Drakeのお母さんMolly Drakeのカバーアルバムを出すなど、いい塩梅に活動の幅を広げ、日本でも英国フォークだけでなく、プログレファンの琴線に触れると思うんだけど、全然話題に上らずさみしい。
朗々とトランペットが鳴り響くKing Crimsonの「Starless」カバーも絶品。
優秀な翻訳ソフトDeepLでこのアルバムのレビューを翻訳してみました。
「ザ・アンサンクスは、マイルス・デイヴィスがジャズを評価するのと同じようにフォーク・ミュージックを捉えているようだ。」Uncut
「余計なものを削ぎ落とし、曲の魂そのものを冷徹に見つめる彼らの能力が、ラストをこれほどまでに魅惑的なものにしている」BBCミュージック
「彼らの4作目にして最高のアルバム。」Q
「華やかで慌ただしくなく、全くもって魅惑的な傑作」サンデー・エクスプレス
「深いルーツと新しいものへの貪欲さを持った、深くフェルト的で渋く美しい音楽。ラストは、孤立して生きることを望まないフォーク・ミュージックだ。" メール紙
「レイチェルとベッキーの声のミックスは、21世紀の音楽における真の驚異のひとつであることを証明している" NME
「とにかく美しい」Lauren Laverne
「神秘的で破滅的」 Pitchfork
「最新のポップ・ブームが過ぎ去っても、ザ・アンサンクスの音楽は世代を超えて響き続けるだろう。そしてそれこそが、この曖昧なアルバムタイトルが言いたいことなのだろう。" ベン・マイヤーズ、ザ・クワイタス
「ストリングスがふんだんに使われ、甘美だが、繊細で、切なく、メランコリーでもある」テレグラフ紙
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