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集中力とは「前のめり」になること

 読んだ本について、学んだことをアウトプットしていきます。今回は下記の書籍についてまとめていきたいと思います。

何が書いてあったか

 筆者はとにかく努力して勉強したが、ことごとく失敗した。一通り頑張った後に、結果を出した友人たちに恥を忍んでその手法を聞いたところ、共通して「楽しんで集中」しておりそのためのテクニックを身に着けているということを発見する。

 楽しむ集中とは「前のめり」な集中ということ。前のめりな集中には下記の特徴がある。

✅ 頑張らない・無理をしない・集中力 ≠ 忍耐力
✅ 他のことは何も考えずに没頭する
✅  「好き」と思えれば非合理的な物事でも取り組める

 前のめりになるということは「自然に能動的になっている状態」ということ。楽しくなくても、前のめりになれるだけで自然と無理なく取り組める。「前のめりの集中」を自然と行うためには以下の3つが必要。

① 目標の明確化 … 不要な考えを整理して前のめりになる目標を明確化
② モチベーションの維持 … 前のめりの状態を保つテクニック
③ チェック … 実行後に自分に合っていたか振り返り次に活かす

① 目標の明確化
  集中することの本質は「 切り捨てる」ということ。
  不要なのことに労力を割かないよう取捨選択をして目標設定をする。
  目標設定をすると決心がつき納得感が高まり、能動的になれる!
  (なんとなく始めたことは受動的だから結局続かない…)
  自分で決めたということが重要!

② モチベーションの維持
  継続するためにはやはり「楽しい」と思うことが手っ取り早い。
  やり始めてから価値を感じられる。まずはアウトプットをしてみる。
  (物事について最初から「楽しい」と思う人はいない。)
  「能動的になること」は「アウトプットをする」ということ。

③ チェック
  本当に集中できているかどうかをチェックしてみる。
  効果が上がっていなければ、別の手段を検討する。
  また、振り返りを通じて自己認識を深めることができる。
  自己認識が深まれば前のめりになるための対処法が考えやすくなる。
  アウトプットの結果を振り返って自己認識を深めるべし。

ここから何を学んだか

 この本から、集中に必要な3つのポイントと、それぞれについての具体的な実践例について学べた。本書の実践例は、アウトプットが苦手な人にはいい手がかりになると思う。

 特にキーワードとなる「前のめり」は、心理学に通じるものがあると思った。人は嫌いな人がいると、無意識のうちにつま先がその人とは逆の方向に向くという。逆に意識的に向ければ相手に興味がありますよという表現になる。意識的にアウトプットをすることで、楽しくなることもあったと、私は実生活で確かに実感していることに気づけた。
 また、ほんの少し体を「前のめり」にするだけで、無理なく前に進めることもできる。このキーワードは実は奥が深い…そう感じた。

それをどう活かすか

 とにかく、アウトプットあるのみだ。私はnoteで自分の考えや学びを公開することで実践していきたいと思う。

まとめ

 集中するなら少しだけ「前のめり」になってみよう✨

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