同窓会
「海がきこえる」
を観た。初めて観た。
青春群像劇であり、恋愛ものだった。
リカコのむしゃくしゃした気持ちや
あの歳特有の横暴さはどこか共感できて
とても好きなキャラだった。
今回書き残しておきたかったのは
映画ラストの同窓会のシーンがとても印象的だったから。
高校3年生の時のクラスで地元・高知の飲み屋で同窓会が開かれているシーンがある
そこで、主人公・杜崎とその親友の松野は
クラスメイトたちと話しながらリカコを待っている
そのクラスメイトの中に、リカコと対立していた学級委員的な存在の清水という女の子がいる
高校時代にリカコと清水はずっと対立していたと思う 私が見るに
私も高校時代嫌いな女子はたくさんいたからめちゃくちゃあの雰囲気は分かった
私もリカコと同じように高3がやる体育祭のダンスは参加しなかったし、文化祭もアホらしいと思っていたからめちゃくちゃにあの雰囲気は分かった(2回目)
そんなリカコと対立していた清水さんが杜崎と松野にこんな話をしていた
そしてこのセリフに主人公・杜崎がこう続ける
「えーと それはつまり…清水は世界が狭かったと 反省しゆうちゅうことか? それで武藤に反発したがやと」
私はこの一連のシーンを見て、「同窓会って嫌いだった人に会いに行って、自分の世界が広がっているか振り返る場なんだ!!!」と気づいた。
同窓会なんて意味ない。だって、会いたい友達には会えてるし。とぶつぶつ言いながら2年前くらいの高校の同窓会に行かなかった自分を少し恥じた
この感想を同じく海がきこえるを先日観た高校の親友に話した
そして、次は同窓会に一緒に行く約束をした
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