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強みを持つことの大切さを教えてくれたのは、ウサギのぬいぐるみだった。

おはようございます。

日曜日、久しぶりにIKEAに行ってきました。

いつぶりだろうかと思い出してみたら三年も前でした。

三年という年月は中学生を高校生に変えてしまう程の月日な訳ですが、経過してしまえばあっという間です。

三年前に購入した物は今でも覚えています。温度計やタイマーにもなるデジタル置き時計と、iPad置きです。

この二つを見つけた時はなんて便利な物があるんだ、と興奮しましたが、その興奮は結果的に偽りでした。どちらも今は使用していないからです。

デジタル置き時計は便利なのですが全ての機能が二番手でした。

時間を知りたい時は、大きな壁掛け時計を見るし、タイマーを使いたい時はスマホを使います。温度が気になることはほとんどありません。それに致命的だったのがうちの部屋の雰囲気とデジタル感がマッチしなかったことです。

iPad置きも、そもそもiPadで映像を観る機会が滅多になく引き出しに片付けてしまいました。

その時は本気で欲しいと思っていたんですけどね。

この感覚何かに似ているな、と思ったら恋愛と似ていますね。

恋愛もするたびに、この人と一生過ごすに違いない、この人こそ運命の相手だ、と思うのですが、過ごすうちに嫌な部分やすれ違いが生じてしまい共に歩んでいけないと思うまでに至ってしまいます。

人間の下す決断というものが如何に的外れなものかがわかります。

一方で、あまり期待をしていなかった物が案外馴染むことがあります。

うちで言うならば、うさです。

今もこれを書いているソファの横で僕を見守ってくれている、うさです。

ニトリで面白半分で購入したのが、うさです。

すぐに二軍に降格すると思っていましたが、数年経った今でも我が家のエース、うさです。

うさの姿がこちらです。

一見普通のぬいぐるみな、うさ

愛嬌抜群でしよ。我が家に、とっても馴染んでいます。しかしそれだけだと他のぬいぐるみと同じです。だけれども、このうさはうさにしか出来ない事を兼ね備えているのです。

読書の補助係です。

うさを抱き抱えます。自分の顎をうさの耳の間に固定し、本はうさの腹の辺りに置いて読書します。

すると本の重さも自分の頭の重さも全てうさが肩代わりしてくれます。

そのおかげで僕は無重力状態で本の世界に没入できるのです。

これは他のぬいぐるみやクッションでも試しましたがうさに勝る物にまだ出逢っていません。

そうです。うさは一芸を磨いたのです。温度も湿度も時刻も分かる時計はもちろん便利です。でもうさのように他者には真似できない強みを持つことのほうが人を魅了しちゃうのです。強みを持つことの重要さを、まさかのうさが教えてくれました。これから先も頼んだよ、うさ。

そして今回IKEAで購入した、さめお。うさのような存在になれることを期待しているよ。

さめお、ポテンシャルの塊


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