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斉藤和義さんは人生の明太マヨだ

好きな歌手は誰かと聞かれていちばんに思いつくのが彼だ。
彼の歌に出会って10年以上が経つ。

中学生の頃、学校にも行かず繁華街で遊び耽っていたとき、たまたま聴いた彼の歌に打ち抜かれた。文字どおり、打ち抜かれた。
曲は「歌うたいのバラッド」だった。

※ファーストテイクに出ると知った時は5度見くらいした。生きててよかった。

気怠げながらも、力強い訴えてくるような歌声、言葉はすとんと、ある時はじんわりと落ちてくる。
こんな素晴らしい歌手に出会えて幸運だと思わされる。


この曲で沼に落ちた、と思うのは「幸福な朝食 退屈な夕食」だった。
2chで「これが本物のロックだ」と誰かが絶賛していて、激しく共感したのを覚えている。

踏ん張らないといけないときは「FIRE DOG」を聴き、慰めてほしい時は「おつかれさまの国」を聴いた。

※国家を選べるなら「おつかれさまの国」を選ぶよ私は。

斉藤和義さん、もといせっつんの歌は全ての感情に寄り添ってくれる。
悲しいとき、楽しいとき、愛おしいとき。全てに「この曲だ」という1曲がある。

希死念慮が重くのしかかる日には、せっつんのライブのチケットを取って、生きる理由を作っている。
私はせっつんに生かされてる。

追記:
最新曲も素晴らしいのでぜひ聴いてほしい。

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