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異性の友人関係。終わりは変化から。

異性の友達は成り立たないという話。

歳を重ねるごとにそうかもしれないなんて思うようになった。

私は、異性でも友人として扱うことがある。

愚痴も自身のことも取り繕った皮を剥いで零す…有り触れた友人関係。相手にも私同様友人というラインが引かれているとわかるとわかる。

それが心地がよく楽しい。

が、そんな友人関係を繰り返せば、不思議に奇妙な変化が訪れる。

きっかけは、相手の反応や誘い。

最初は食事。次は遊園地や美術館。そして次には、

旅行に行かない?

君はそういうの気にする?

なんて。

そう聞かれてしまえば、…あぁ、もう終わりだなと感じざる得ない。

悲しきかな。

そこで異性を意識してしまうのは、紛れもなく私なのだ。

変化するのは、私のほうなのだ。

仮に相手が友人関係を望んでいたとて、私が疑わざる得ない。

だから思うのだ。

異性の友達は完全には成り立たない。と。