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「エキナカ本展」のベースとなった「Komae Book Life Park」

2020年3月に「Komae Book Life Park」というイベントを計画していました。きっかけは新しい図書館が作られるというニュース。小さな街で図書館ができるなんてかなり大きな出来事なのに、その機運が盛り上がっていないように感じてました。そこで、「こんなに滅多にないチャンスだから、本を通じて狛江の人たちと新しい繋がりを作ったり、新しい街の魅力を作れないかな?」

そんなことを思いたち、「Komae Book Life Park」を企画したのが2019年でした。

「Komae Book Life Park」のイベント会場イメージ


開催日は2020年3月22日。
ところがイベント開催直前でコロナ対策による緊急事態宣言が発令され、開催は中止となってしまいます。

今回の「エキナカ本展」は、その時の想いをベースにしているかもしれません。

中止になった「Komae Book Life Park」のステイトメント

「Komae Book Life Park」は個性的な書店や出版社などと一緒に、本好きな市民たちが作り上げるイベントを目指していました。また市内の小学校の授業で行われた本の襷作りで選書された本を展示しようという企画も。それをなんと狛江マルシェの啓文堂書店様のご協力で「店内にも展示しましょう」ということにも発展していきました。

さらにイベント会場だけでなく、周辺の飲食店や店舗でも「木箱の本棚」を設置する計画も。某クラフトビール店の店長は手塚治虫のコミック本を早速お店に持ってきてもらいました。そんな協力者もどんどん生まれ、駅周辺に「本」を通じていろんな会話が生まれる予感も感じていました。

「Komae Book Life Park」のイベント内容

あれから3年。
狛江駅前は小田急マルシェのリニューアルや、歩行者利便増進道路(通称:ほこみち)の準備も行われ、新しい空間に生まれ変わろうしています。
そして狛江新図書館と市民センターの改修も具体的になってきました。

そんなワクワクするプロジェクトが進む中で、「本」を通じてカルチャーの発信ができる街になると楽しいだろうなーと。この「エキナカ本展」が、そんなきっかけのひとつになればいいなと思っています。

準備期間はわずか1ヶ月半!! 本当にできるのかな?と思いながらも、50人以上の方が参加する「タマガワ図書部」も発足、部員の皆さんの高いモチベーションで開催できることになりました。

そして工事改修に伴う店舗跡地の場所を提供頂いた株式会社小田急SCディベロップメントの皆様に感謝します。


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