ハイアーセルフ=わたし

わたしにとってスピリチュアルとの出会いはシャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」だった。たまたま(!)友達から借りたのだ。

それまで月刊ムーや漫画や小説でSFのようなファンタジーのようなスピっぽいものはすきだったが、それはあくまで架空の話。だけど、友達から借りたその本には、精霊の世界と現実は密接にリンクしていることを、いくつものエピソードで語られていた。内面的な冒険小説だった。我を忘れて、夢中で読んだ。本当にほんとうに、偶然は無く、シンクロニシティーをたどって行けば、生命の秘密にたどり着くのだろうか?と思って、わくわくしたのを覚えてる。

シャーリー・マクレーンの著作は何冊もあるが、その中に「ダンシング・イン・ザ・ライト」という本がある。シャーリーは友達の鍼灸治療師に針を打ってもらい初めて大いなる自己(ハイアーセルフ)と出会う。その場面が非常に感動的で、その時はじめてハイアーセルフという言葉も、存在?概念?も知った。そしてわたしも会いたい!って熱望した。1990年代の話(笑)

わたしは神秘的な能力は何もないが、ハイアーセルフってこういうことか、と思うことがあった。去年、信頼できると自分で判断したある方に、ガイドのメッセージを伝えてもらうというセッションを受けた。

さて、その結果は。

その前に。このセッションから遡ること半年ほど前から、わたしは、動画やブログを興味を引かれるまま見ている時に、目が行くものが自分軸の確立というものばかりで、ずっとそんな動画や文章を読んでいた。自分の課題だなという認識があった。パートナーシップ関係のものに、そういった自分軸、他人軸を扱うものが多かった。

わたしは、目の前のひとの反応に吊られてしまいがち、特に他人度合いが高いほど無難に合わせてしまう傾向がある。そういうときも、しっかり自分を感じて反応したいなと思っていた。その半年間ずっと思っていた。

そして、そのセッションの結果は、他にもいろいろあったのだが、まさにこの、わたしの「自動的な、オートマチックな反応」のことも指摘されたのだ。こういう時はこう、いつもこうだからこうっていう形だけのものでなく、一泊おいて、そこでわたしはどう思ってるの?感じてるの?って感じてから、それを表現する答えをしなさいという答えだった。

これって、それまでの半年間わたしが、動画や文章見まくっていろいろ考えたり感じたりしていたことだった。だから、当たってるけど、そのことはもう随分研究済なんだけど。。。。と思った。だがしかし、ということは、逆を言えば、わたしがただ、自分の興味の赴くままに熱心に研究?していたことそのものが、ガイドの言いたいことだったのか。と気づいた。

じゃあ、本当に心に浮かんだ好奇心のようなもの。これがハイアーセルフからの導きだったということなのか。ということは、やはりわたしたちは、無心におもしろそう、なんだか気になる、興味あるというものをただ追っていけばいいんだ。もっと自分の感覚を信じようと思った。ハイアーセルフを感じるってこういうことなんだな。と思った体験だった。

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