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【転職試験】課題文に合うエピソードがありません

試験ではよく

苦難を乗り越えたエピソードとか
達成感を感じたエピソードとか
大きな成果を挙げたエピソードとか

そういったエピソードを
あなたの職務経歴から述べてください、

といったタイプの出題が見られます。


このような試験に当たったときに
よく聞くお悩みが


「エピソードがないんです…」
というもの。


みんなに語れるほどの
苦難があったわけではなく、

職場の仲間とハイタッチするような
達成感を感じる仕事に携わったわけでもなく、

上司や同僚から拍手喝采をもらうような
大きな成果をあげられたわけでもなく、

ただ淡々と仕事をこなし
毎日の業務で手一杯。


「だから、エピソードがないんです…。」


そりゃそうです!
毎日頑張って仕事をしている中で
そこまで劇的な業務に携わることって
ほとんどない
んですよ!

ドラマの世界じゃあるまいし、
日常でそんなにアップダウンがあったら
毎日疲れますしね。笑


じゃぁどうすればいいかというと


「自分の中のハードルを下げる」
これで解決します。


例えばね、
「最近あった楽しかったことは?」
って題があるとするじゃないですか。

そのときに、

「ディズニーランド行きました!!!」

みたいな、
誰もが一言聞くだけで

「楽しかっただろうな〜!!!」

って思うようなエピソードじゃないと
書いてはいけないと思う方がいるんですけど、

そんなの無理じゃないですか。


私なんて
ディズニーランドには20年以上行ってませんから笑、

それ基準だと
私は20年以上もの間、
楽しいことが何もない日常を送っていることになります。


でも、
楽しいことってあるんですよね。

それはディズニーランドほど
万人に伝わるものじゃないかもしれないけど、

子どもと手を繋いで公園に行ったとか
自転車で坂道を下ったときに風か気持ちよかったとか
適当に調味料を混ぜたらとても美味しい料理になったとか、

そんな
「なんでもないこと」が
楽しかったりもするじゃないですか。


そのぐらい
「エピソード」のハードルを下げてほしい。


みんなが一言で納得するような
「ディズニーランド」ほどの破壊力じゃないけど、

私だけが
楽しかったと感じているだけなのかもしれないけど、

私にとっては
◯◯が楽しかったんだ!


このぐらいのハードルで
課題に向き合って欲しいのです。


「周りから見てどうだったのか?」
ではなく、

「自分的にはどうだったのか?」

そうやって課題に合うエピソードを
探せるようになると、

不思議と色々な経験を思い出すことができて

ピッタリ合うエピソードを
思いつけるようになります。


ぜひ「ハードルを下げる!」

やってみてくださいね!



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