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要約の文章を書くための簡単トレーニング法

長い文章を要約してから
それを踏まえて
自分の意見や感想を書いていく、

という形の論文試験を
よく見かけます。


「要約」って
苦手な方が多くて、

という私も
作文指導歴14年のベテランとなりましたが
あまり得意ではありません…。


文章を読んでいると
どの部分も筆者としては
力を込めて書いているはずなので、

「どこが大切と言われても
全部力説してない?
全部大事なんじゃない??」

って思ってしまうんですよね…!



でも要約しないといけないことは
ありますので、

私も試行錯誤して
要約の技術を高めてきました。


その中でも一番効果があったなと思う
要約のトレーニング法があって。


それは、
文章を読んだときに

「この話って一言で言うと
何について語った文章?」

と自分に問うてみる、
というトレーニング法です。


文章を自分で書くことを
繰り返していると分かってくるのですが、

文章って基本的に

”1コンテンツに1話題”

なんです。



例えばこの記事。

題が
「要約の文章を書くための簡単トレーニング法」
なので、

記事の中には
要約の文章を書くという話だけ入れています。

ここに、
文章が上手になる方法とか
話を広げて書く方法とか

「要約のトレーニング法を書く」
以外の話は入れないようにしているんです。



これはなぜかというと、
人間の頭はそこまで賢くないので

1コンテンツに1話題

を理解するのでやっと。


今回の例でいえば

1コンテンツ=1記事
なので

1コンテンツ(1記事)の中に
1話題(要約のトレーニング法)だけ

書いています。


これってどの文章でも
基本的にそうで、

特に文章を書き慣れている方は
この法則を骨の髄まで理解していますので、

絶対に
1コンテンツ1話題
は守っているはず。


と、いうことは。

1つの文章の中には
1つの話題しか入っていないはず
なので、

その話題が何か?を
しっかり把握することができれば

要約をするときに
「この話題を中心に要約しよう!」
というガイドラインができる
んですよね。


このガイドラインさえできれば
あとは文章の中から
ガイドラインに合いそうな内容を拾って
繋ぎ合わせていくだけなので

要約もしやすくなります。

(とはいえ、
繋ぎ合わせていくのにも技量が要りますので
やっぱり練習は必要なのですが…)



要約の第一歩として

「この話って一言で言うと
何について語った文章?」

と自分に聞いて答えてみる。


これを何度もしていくと
文章の輪郭を捉えるのが上手になっていきます。

一度お試しください♪



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