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[人事担当者・就活生必見]オンラインで心を掴む -九州70社!オンライン合同企業説明会の司会を終えて-

こんにちは!たまちゃんと言います!
歌うことが大好きで、就活はちょっと後回しにしている大学3年生です(春から4年生です)。

1月から3月まで全15回司会を務めさせていただいた「九州70社!オンライン合同企業説明会」が無事終了しました〜!
とにかく、寝坊しなくてよかった。それだけです。(実は、寝坊してジョニーさんに怒られる夢を見る、なんて日もありました。私の夢の中で怒ってるジョニーさん、怖かった。笑)
イベント詳細はコチラ

私は、就活生ではないけど、学生で、でも、企業さんと直接お話をさせていただく微妙な立場にずっといたのですが、学生目線から見ても、企業目線から見ても就活って大変だ!!!という物凄く浅くて深い感想を持ちました。笑

せっかく15回のイベントを任せていただいて、たくさん勉強させていただいたので、イベントを通して感じたことを文章にまとめたいと思います。特に後半は、採用説明会にも、面接にも使えるTips集なんじゃ無いかな?と思います!

学生目線:就活って大変!

とにかく企業数が多いんです。大手就活サイトを使って、興味のある業種を打ち込んでみるだけで、恐ろしいほどの企業がヒットしてしまった…。なんていうのは、就活をしたことがある方ならあるあるな経験じゃないでしょうか?たくさんヒットした場合、やっぱり名前を既に知っている大企業に目がいってしまうのは当然のこと。就活に使える時間だって有限です。でも世の中のほとんどの会社さんは中小企業ですし、私たちが名前を知らないような企業さんでも素敵な会社さんはたくさんあります。

でも、自己分析もしなくてはならないし、業界理解も深めなくてはいけないし……。そもそも自分ってなんのために働こうとしてるんだろう?まだ社会に出てもないのに、これから務める企業(長く勤めるかも!)を1つに決めるなんて無理〜!ってなりそうです。(私はなりました。笑)

特に、業界が絞れていないとなると、一体何社見たらいいんだ…?なんて気持ちにもなりそうです。私も2年くらいしたら就活をすることになるわけですが、司会を通してたくさんの会社さんを知れば知るほど、将来についての悩みが増えてしまった気がします。

企業目線:中小企業の採用って難しそう…

先に述べたように、学生さんは言わずと知れた企業に目を向けがちです。しかし、世の中にある大半の企業は多くの人には名前の知られていない企業な訳です。特に、BtoBの会社は日常生活で学生さんに認知してもらう機会はほとんどないと思います。

でも、「うちだって採用したい!」と思われているはず。そうなると、”知名度が低い”というビハインドをどうにかして埋めなくてはならないわけです。そもそもあまり興味を持ってくれていない人に対してアプローチしなくてはならないわけですから、相当なフックが必要です。

学生にとっての25分間の役目

正直、25分間という短い時間では、会社について全て伝えること・全て知ることはできません。では、このオンライン合同説明会の25分間には学生にとって、どんな意味や役目があるのか?あくまで私の意見ですが、述べたいと思います。

1つは、それまで興味がなかった業界に対して興味を持つきっかけにすることです。特に、今回の説明会では同じ時間に複数の企業が登壇することが無いので、半強制的に色々な企業について知ることで、これまであまり興味がなかった業界のイメージが変わることがあります。

もう1つは、自分について知るきっかけにすることです。25分間はとても短いので、もちろん全てについて話すことはできません。そのため、会社さんによって25分間の使い方が全然違います。具体的な業務にスポットを当てる会社さん、働く時のモチベーションにスポットを当てる会社さん、研修にスポットを当てる会社さん。どれが良くてどれが悪いというわけでは無く、"どの説明に何を思うか?"が自己理解の上ですごく重要だと思うのです。就活では「軸を見つけろ」とよく言われますが、その"軸"探しに、とにかくたくさんの会社の説明を聞くというアプローチも有効な気がしました。

魅力的なオンライン会社説明って…?

次に、たくさんの企業さんの会社説明を拝見させていただいて、"こんな会社さんの説明は伝わるな!", "聞きやすいな!"と思ったポイントをいくつかまとめたいと思います。特に実際に会社説明を行う人事担当者さん、そして面接を控えた学生さん向けの内容です。

1. 聞きやすい環境が整っている

聞きやすい環境が整っている会社さんの説明は落ち着くことができます。特に、「簡単に注意できるけど、注意できていないと結構不快…!」というポイントを3つまとめてみました。

a) 通信速度
当たり前だけど、めちゃくちゃ大事です。説明がぶつぶつ途切れてしまっては、せっかくの説明会が台無しです。安定した説明のためには、最低でも10Mbps、できれば30Mbps程度必要かと思います。簡単に確認できるので、是非ご確認を。もちろん、これを読んでいる学生さんも注意してみてください!

b) 部屋の反響音
気にしづらいけど、聴く側としては是非気にして欲しいポイントの1つ。特に、会社の会議室から参加する場合は注意が必要です。大きな会議室であればあるほど声が響きやすく、反響音をzoomが拾ってループしてしまったりします。ハウリングしてしまうほど酷いことは稀ですが、円滑な会話の妨げになるので、もしも、よく響く部屋から参加する場合はイヤホンを使っていただけると嬉しいです!

c) イヤホンマイクの衣擦れ音
「よし、イヤホンを使ったので反響音対策は完璧!」となった方、そのイヤホン、マイク付きじゃないですか?最近のイヤホンは、マイクが付属しているものも多く販売されています。もちろん、イヤホンマイクはとってもとっても便利な代物なのですが、利用には注意が必要です。特に、コードの中間にマイクが付いているタイプのイヤホンは、動くたびに"カサカサ…"という音が結構入ります。かなり高周波数(不快指数高め)でお話されてる声より目立つノイズなのでお気をつけを!
衣擦れ音は、「今自分がどこのマイクを使って話しているのか」を把握し、場合によってはマイク部分を手で持つことでかなり改善されます!

2. 生々しさ

魅力的だな、と思った会社さんに共通するのは、どの会社さんもとても「生々しい」説明だったな、という点です。これは、お給料の話を細かくして欲しい、とか福利厚生について…とかではなく、具体的に働いた後のイメージが想像できるという「生々しさ」です。

具体的なエピソードを交えてお仕事のやりがいを紹介する、動画を用いて業務について説明する、会社の中から参加し社内の様子を映す、人事の方だけではなく実際に募集している職種の方と説明を行う、など、考えうる「生々しさ」は様々ですが、いかに「会社に足を運ばないと得られない情報のカケラを見せるか」という点が複数社が登壇する合同説明会では大事なのかな、と思いました。

3. インタラクティブな空間の演出

オンラインでの説明会では、どうしても「聞く側」と「話す側」にハッキリと分かれてしまいがちです。そのため、少しでも説明会自体をインタラクティブな場にするためにも、チャット欄や反応機能を用いてインタラクティブな場を設計する工夫が大切です。特に、最初に参加者が誰でも答えられる質問(今回は学生向けなのでサークルは?など)を用意しておくと、場が温まり、その後の質疑応答も盛り上がる傾向にあります。

番外編. 目指せ!オンライン映え!

最初にご紹介した3つのポイントが完璧だ!という方は、オンライン映えを気にされてみるのはいかがでしょうか?zoomでは胸から上くらいしか映らないので、枠の中に何を映すか(何を映さないか)で印象がかなり変わります。

特にオンラインで初めて会う方に対しては、zoomでの写りが第一印象になるので少しでも良く写りたいですよね。せっかくなので、私がオンライン映えを考えて意識していたポイントをいくつかご紹介したいと思います!

1) カメラは必ず斜め上から
これ、自撮りの基本ですね。笑
オンラインでも、カメラをいかに自分の目線の上に配置するかが大事になります。パソコンを普通の体制で使用すると、大抵自分の顔を斜め下から写すことになるので、台をつけて調整したり、Webカメラを利用して斜め上から自分の顔を写すことをオススメします。

2) 自分の特徴になるものを写りこませる
白い背景にポツン…。だとかなり画面が寂しくなってしまうので、自分の特徴が相手に伝わるものを写り込ませるようにしていました。私の場合は、歌うことが好きなのでマイクと、すみっこぐらしが好きなので、ぬいぐるみを後ろに置いていました。(細かいこだわりですが、置くぬいぐるみを服の色に合わせて変えていました。笑)
もちろん、話のきっかけにもなりますし、画面から伝える情報量が多いので、さりげなく背景に好きなものを写り込ませることをオススメします!(もちろん、カスタマイズしたバーチャル背景でも良いと思います!)

3) ライトを当てる!
特に自宅から配信をすると、顔が暗く写ってしまいがちです。そのため、私はリングライトを使って画面を明るくしています。安価で購入できるものも多いですし、少しライトを当てるだけで写りが全然違うのでオススメです!購入が大変だ…!という方は、学習机のライトをつけるだけでも全然違います。

最後に

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!あくまで、生意気な1学生の意見としてお読みいただければ嬉しいです。今回は文字数の関係上割愛してしまったのですが、機材の話なども詳しく書いていければいいなぁと。(ご要望があれば!笑)

どんな企業さんも絶対に魅力的な面があるのですが、「見せ方」によってどれほどその魅力が伝わるかに大きく差が出てしまうな、とこのイベントを通して痛感しました。ぜひ、採用担当の方には「見せ方」をこだわっていただきたいと思いますし、私たち学生は魅力が受け取れるような質問・聞き方をしたいと思いました。

今後も複数のオンライン合同説明会に司会として登壇させていただく予定なので、頑張りたいと思います!もしこの記事を見てくださっている方の中にリクメディアのイベントに参加された学生さん、採用担当者さんがいらっしゃいましたら、私の司会に対するフィードバックもいただけると嬉しいです!そして、イベントに参加してくださったたくさんの方々、本当にありがとうございました!

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