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写真を見返して出かけた気になるシリーズ。

 遠出できないので、これまで撮った写真を見返しながら出かけた気分になろうシリーズ。その1。

 また行きたい国のひとつ、ネパールから。
この日はガイドさんはお休みだったのですが、お祈りに行くから一緒に連れてってあげるよ、って言ってくださったので、まだ朝も暗いうちにカトマンズから乗合バスに乗ってボダナートのストゥーパ(仏舎利)へ。

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 地元の人は夜明け前から参拝するそうで、まだ薄暗い中、ライトアップされたストゥーパの周りを多くの人がぐるぐる回っていました。五体投地で回っている方も。
 参拝は右回りに塔の周りを回るのです。
 
ストゥーパは下から、方形の部分が地、円形が水、目のところとその上の13層が火、円が風、先端が空、と宇宙の五大エネルギーを表しているそう。
円形のところに模様がありますが、上から見ると全体がハスの花に見えるらしいです。
曼陀羅にもなっているんですよね。立体曼陀羅。
もうひとつ有名なストゥーパにスワヤンブナートがありますが、こちらは仏舎利ではないそうです。(お釈迦様の遺骨が祀られていない)

周囲にはチベット仏教の寺院がひしめき合っていて、巨大なマニ車もありました。
バター蝋燭がこうこうと燃えています。

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 夜が明けると、周囲を囲むように並んでいるお土産物屋さんも開き、急に観光地感が増してきます。

 夜明け前のボダナートは、なんだかぐっと息を詰めていないといけないような、不思議な空気で満ちていました。
 なぜかチベット仏教に惹かれます。

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