見出し画像

【妊活】不育症の検査をした話①

不育症って聞いた事ありますか?

私はいま30代半ばで、数回妊娠したことがある。
それなのに、産めていない。

どういうわけか私たち夫婦のところに来てくれる子らはなぜか9週くらいでお腹のなかで心拍が止まってしまうのだった。

私はというと30代半ばという年齢を除けば、人間ドックもオールA、酒もタバコもしないし、なんなら食事管理と運動が好きでジムに通うくらい。

主治医にはシンプルに、
「不育症の検査をした方がいいと思います」

と言われた。

流産とはどうしても自然淘汰のなかで一定確率で起こってしまうものだけど、続くのは確率としては低いんだそう。

ちなみに2回繰り返すと反復流産、3回目以降は習慣流産というらしい。

スチュワート朝最後の女君主、アン女王も不育症だったのではと言われていて17回も流産していたそう。

不育症の原因は、親の体質や染色体異常に起因して対策を打てるものもあれば、
結局のところ原因不明というケースが50%以上でただの運が悪かった人、というふうにカテゴライズされる場合もあるらしい。

そうして夫婦で大学病院に検査をしに行ったけれど異常はなかった。

モヤモヤは晴れず、不育症の権威である先生のクリニックに行き更に診察と検査を受けて、いまは結果を待っているところ。

今回した検査でも異常がなければ…もう数を打つしかないよね、と夫と話はまとまっている。

不育症の人ってどこにいるんだろう。

経験談がネットで出てくるくらいで、
リアルでは話題に出すのもセンシティブなことだからというのは大いにあるだろうけど、私には仲間がいない…。

天国から地獄に突き落とされるこの感覚なんて無いほうがいいに決まってるから、
仲間なんて本当はいない方がいいのだけど

ふと、とても孤独になり。。

他人の妊娠出産をおめでとうと言いつつも
報告を聞く度にどうして私は産めないんだろう、と勝手に傷付いていた。

1番悲しかったのは、
最初の妊娠時に、同時期に妊娠していた友人は産めて、私はダメだったことがあった。

私は毎日涙が止まらないくらいショックな日々を過ごしていた。
その友人は私の流産を知っていたけど「2人目できたよ〜!」と報告をくれた。

こいつ、私にそれをわざわざ言ってくるなんて鬼なのか、、

当時の私は本気でそう思って縁を切ってしまった😂

今思えばおめでとうの一言くらい言えばよかったな、なんて冷静に思う。

身体の痛みと、心の傷と、急に妊娠を中断することでのホルモン暴走の三重苦はそれなりに辛い。

いまなら、
もしまた授かれて、しかもまたダメだったとしても
辛いし苦しいけど、産めるまで頑張ろうという前向きな気持ちを持てると思うし

誰かの妊娠出産報告を素直に良かったね!の気持ちでおめでとうって言えるはず。

ひとまずは月末に検査結果を聞けば心の整理がある程度できると踏んで
また妊活をすぐにでも再開したい。

いつか我が子を抱けますように。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?