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No.185|兵(つわもの)どもが夢の跡

2023年7月9日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.185
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■某会社の元ビルにて

昨日は、息子の七五三の前撮りでした。
その前撮りの写真のお店の場所が、某日用品販売で世界No.1の会社の元ビル。

今テナントとして入っているのは数社程で、30階ほどの高層ビルに10社も入居していないようです。

おそらく、当ビルに入居する事業者も少ないとみられ、ビルの端に「使うにはまだ問題ないが、見た目としては良くない」修繕すべき箇所があったり、少し奥まったところに掃除用具が放置してあったり、おそらく上述の会社が入居していた頃には考えられなかったであろう、状況になっています。

兵どもが夢の跡、という言葉がありますが、おそらく昔は相当賑わっていたと思われます。
当時は1200名ほどの社員数を誇ったということですが、今や閑散としています。

写真撮影のスタジオは28階でした。
ワンフロア丸々借りられてますが、写真撮るところは1/6くらい。
残りはスタッフのスペースのようですが、何に使うんだろうってくらい広い…。
景色が良く、周辺を見渡すにはいいですが、築30年を迎えた高層ビルの成れの果て、また、住人が入れ替わらなかった周辺のまちが高齢化しつつある感覚を感じました。

■今後、どのように対応するか

上述の会社が海外移転したのはおそらく先見の明があったのでしょう。

しかし、残されたまちを見ると、悲しくなってしまうのも事実です。

一方で、残されたまち側としても、0⇒1をする時の華やかさだけではなく、継続的にまちをつくっていくという視点でまちづくりが行われていなかった、ということがいえます。

しかし、それは30年以上前の話。
おそらく当時は、未来の誰かが考えるだろう、的な先送り発想だったと思われます。

今後、我々は未来を創っていく立場です。
持続可能性というのがキーワードですし、今が良いからそれでOKという考えでいた場合、どういった状況になるか、その状況を避けるために何をしておくべきか、を真剣に考えないと痛い目に見るな、と体感しました。

少なくとも、個人で準備できることはやっていかないといけないな、とリアルに恐怖を感じましたし、強く思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「わからないからすべてやる」「二度手間万歳!三度手間最高!」「批評家ではなく実践家であれ!」でいきます!

●本日のまとめ

  • まちづくりには0から1の段階の大規模なハード投資だけではなく、継続的にまちを創っていく視点が重要だと感じた。

  • 個人として、今よりも未来を優先し、自分にできることを見つけて行動することが大切である。

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