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No.213|感性を耕すために小説を読む

2023年8月6日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.213
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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今日は20年以上、マーケターとしてご活躍されているHさんと1on1(組手)をして頂きました。

組手をする中で、疑問に感じていたことをご相談したところ、いくつもの問いに対して明快にご回答いただき、自分の理解が深まりました。

■自己肯定感を下げ続けて20年

昨年、メンターのFさんのコンサルティングを受け、「自分の感性が凍っている」という事実を理解しました。

「感動すること」「楽しいこと」「やりたいこと」などがなく、何となく生きているし、義務感に突き動かされて毎日過ごしているだけでした。

会社という鍵穴に自分という鍵を合わせにかかり、自分という鍵が削られている状態だったんですよね。

その状態であることを指摘していただき、視点が変わったことから、私の幸福感は徐々に高まってきています。
昨年まで、約20年間、ネガティブな言葉を回し、自己肯定感を下げる行為を続けてきました。

その状態を作り出していたメカニズムも理解し、徐々に自己肯定感も上昇してきています。

■プライベートの第1領域・第2領域がない?

そのような変化が進んできてはいつつも、時間の使い方として、ぼーっとスマホを見る時間というのが一日のうち結構あったりします。

そこで、Hさんに、

「何も考えていないとあっという間に時間が過ぎてしまうことがあるんですよね。例えば、スマホを触っていたけど、一体何をしていたのかといったことが多いんです。
そう思うと、must・shouldでもあるだけ、まだマシなこともあるんですよね」

とお話した際に、「第3領域(&第4領域)を抑え込むためにmust・shouldを使っているんだね」と言語化していただきました。
※第3領域・第4領域などは、「7つの習慣」の緊急×重要度マトリクスを参照

この言葉をお伺いしたことが、自分の中ではとても大きく、一気に視野が広がった感覚。

改めて考えてみると、自分の中の第1領域・第2領域が定まっていない、もしくは、感情が盛り上がらないが故に第1領域・第2領域になっていないのが根本的な課題だと認識しました。

第1領域・第2領域を位置付けるためには、やはり感情を大事にすることが重要だということですね。

少しずつ、感情を動かそうとしてきてはいますが、やはりこの方向性で間違いはない。

短期的な成果を求めず、時間軸を中長期に定め、腰を据えて取り組もうと思います。

■小説を読み、感性を磨く

最近、おすすめされた本で新田次郎の「強力伝・孤島」という本を読んでいます。
ここ20年ほど、小説は原則サスペンスしか読まなかったのですが、読み始めて骨太の展開、何かに人生をかける人の熱い話を読み、心に訴えかけられるものがあります。

まだまだ長編を読むほど、小説を読むことに慣れていませんが、おすすめの(サスペンス系以外の)短編小説集があれば教えていただければありがたいです。

ビジネス書も大事ですが、自分の感性に刺激を与えるような小説を読むことが中長期的な時間軸で見ると、今の自分には大事なのかな、と考えています。

ただ、何よりこれもmust・shouldになってしまうと良くありませんので、楽しみながら読んでいきます。

やはり、1on1(組手)は面白いですね。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「わからないからすべてやる」「二度手間万歳!三度手間最高!」「習うより慣れよ」「批評家ではなく実践家であれ!」でいきます!

●本日のまとめ

  • 第1領域・第2領域がないため、第3領域・第4領域の行動を縛るため「must」「should」を使ってきていた。

  • しかし、それによる成長には限界があり、第1領域・第2領域を見つけることが重要である。

  • そのためには、感性を刺激する行動を取る必要があり、例えば、骨太の小説を読むことが短期的には遠回りに見えるが、中長期的には最短距離ではないか。

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