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No.78|私が渦を巻けない理由とその対応策 ~前編~

2023年3月25日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.78
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■渦を巻けない理由に気づかされた話

東京に事務所開設を予定されており、1か月で200者(社)の方とお会いするという大変ハードなプロジェクトを現在行われている、弁護士のAさんに組手(1on1)をしていただきました。

1か月で200もの大人数の方とお会いするというとんでもないプロジェクトであり、まさにAさんは今、大きな渦を巻かれておられます。
そんなAさんから直接お話をお伺いすることができ、とても、貴重な機会となりました。

Aさんは私よりも相当程度先に行かれておられます。
先に行かれすぎて、現状、後ろ姿がほぼ見えておりません。

そんなAさんから、いくつもの素晴らしいご助言をいただきました。
加えて、Aさんと対話を重ねることにより、自分自身の思考の癖が「渦を巻く」思考とは乖離しているという大きな気づきを得ることができました。

それは、「正しいか正しくないか」が気になり過ぎてしまうという思考の癖。
もっと言うと、「得か損か」「実効性・即効性があるかどうか」「楽かどうか」、つまり、コスパ意識やタイパ意識が強すぎるということ。

ベンチャー的な「わからないからとにかくやってみよう」というマインドではなく、わからないことに対して不安を感じ、無意識に腰が引けてしまっていると改めて認識しました。

つまり、「わからないからやってみる」という言葉をまだまだ編み込めていないということです。
この「わからないからやってみる」は2月・3月の編み込みたい言葉としていましたが、なかなか身につかないなと感じていました。
どうやら、骨がらみの思考の癖のようです。

■答えのある世界で戦おうとしていないか?

今、答えのない時代に突入しています。
学校の受験勉強のように答えのある世界ではなく、何が答えなのかがわからない世界です。

日本の高度経済成長期のように欧米という答えがあって、それに追いつき追い越せという時代ではなく、自分たちが先頭に立って道を切り開いて行く必要があります。
まさに答えのない世界です。

答えのない世界では、自分が考えたことや行うことが正解かどうかなんてわかりません

やってみてすぐに結果が出るんならいいですが、すぐに結果が出ないものもあります。
加えて、常に他者から「正解」かどうかを採点されるわけではありませんので、自分が出した答えが合っているかどうかは自分を信じてやるしかない。
やっている最中はそれが良いか悪いかはわからない。

したがって、「どこかにある正解を探す」というよりは、「自分が出した答えを正解にする」という発想が重要になります。
これが答えのない時代を生きる上でポイントとなる考え方です。

一方で、答えのある世界に慣れてしまっている場合、「正しいか正しくないか」で判断してしまいがち。
「どこかに正しい答えがある」と思っているため、その答えと自分の回答を比較し、「自分の回答が正しいか正しくないか」を考えようとしてしまうのです。

この思考の癖がどうも自分の中からは抜けていないことに気づきました。
昨年から徐々に改善しつつあると捉えていましたが、渦を巻かれているAさんとお話することで、「答えのある世界」で戦おうとしていることに気づかされました。

・泥臭いことを避け、スマートに戦おうとしている
・無駄なことを嫌い、コスパを気にしようとする
・確実なことを好み、不確実なことを避けようとする

となってしまっています。

このあたりの深堀は明日したいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

明日も、「わからないからすべてやる」「せずにはいられない」「それは現状維持バイアスではないか?」を自問自答し、変化変容を目指します!

●本日のまとめ

  • 自分たちは今や、答えのない世界で戦っており、どこかにある唯一の絶対的に正しい答えを探し求める姿勢から抜け出さないといけない。

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