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No.133|久しぶりのニューミュンヘン

2023年5月18日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.133
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■ニューミュンヘンというビアホール

皆様はニューミュンヘンというお店をご存知でしょうか。
主に関西でサッポロビールと提携するビアホールレストランです。

私はラーメンと唐揚げが大好きです。
これらの食べ物の食べ過ぎでコレステロール値が高いわけですが、今まで食べた唐揚げの中でも一番好きなのがニューミュンヘンの唐揚げです。

本日、久しぶりにニューミュンヘンの唐揚げが食べたくなり訪問しました。
入店後、意気揚々と唐揚げとビールと何か1品を頼もうと思い、メニュー表を見てびっくりしました。
約1年ほど前の私の記憶では、元々ニューミュンヘンのメニュー価格はかなり高め。
通常の居酒屋のメニューの1.5倍から2倍ぐらいの価格設定でした。
しかし、その価格からさらに約2割値上げされている感じ。

今回注文したものは、唐揚げ5個1200円、ビール大1200円、合計2400円でした。

上海焼きそばが1,000円を超え、カニのフリッター(カニ爪の揚げ物)も3つで1,000円を超えます。

注文したいもののほとんどが1,000円を余裕で超えており、1,000円以下のメニューはかなり少ない。

ニューミュンヘン、こんなに高かったっけ?
もともと高めではありましたが、これでは頻繁に訪れるのが難しい・・・。

単に単価を上げているだけではなく、ボリューム感を追加するなど、値上げする際の工夫が不足しているように感じました。

■既存客と値上げ

これを見ていると、私が昔関与していたパチンコ業界と似た状況にあるように思います。
パチンコ業界でも、パチンコを遊技するお客さんはどんどん減っています。

複合的な要因がありますが、この1つの要因はお客さんの単価をどんどん上げていったことにあります。
その結果、新規のお客さんの流入は減り、既存のお客さんはどんどん高齢化しました。
新規のお客さんが少なくなっても短期的には大きなマイナスにはなりませんが、1年が経ち2年が経ち5年が経ちとなると、いつの間にかお客さんは減っているわけです。

商売の原則として、既存客を掴み、リピートを促すことが重要ではありますが、一方で既存客を掴みつつも新規客を一定のペースで入れていかないと中長期的に衰退することになります。

■新規客が入らないと・・・

ニューミュンヘンですが上述のような単価であれば、おそらく20代30代のサラリーマンが気軽に入れるお店ではなくなっています。
お酒の飲む量がいき過ぎると、1人7,000円~8,000円ということも考えられます。

私が若年層だったら単価の安い居酒屋、例えば鳥貴族、もしくはインスタ映えするお店に行くことでしょう。

昔は、上司に連れてきてもらい、「単価は高いものの上手い料理とビールを楽しめるビアホール」という、位置づけだったお店がいつのまにか昭和世代の昔懐かしい高級店となってしまっているのが、悲しいですね。

こういう状況を引いて見ると、一定の新陳代謝はプラスと捉えることが大事だといえそうですよね。
我々も常に新しい変化に合わせ、自らや自らの組織を新陳代謝し続けることが生き残っていくための策だといえます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「わからないからすべてやる」でいきます!

●本日のまとめ

  • 商売の原則は既存客を掴むことだが、新規客を入れることも大事である。変わらない良さもあるが、少しずつ変化しないといつの間にか時代に合わなくなっていることもある。

  • 個人でも会社組織でも新陳代謝が大事であり、もしなければ長期的には衰退するといえる。

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