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No.181|天下一品と値付け

2023年7月5日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.181
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■天下一品のこってりMAX

今日は、近隣ですが午前中出張でした。
出張の帰りにランチでどこに入ろうかと迷っていたところ、天下一品が「こってりMAX」を発売したニュースを見たことを思い出し、天下一品に行きました。

行ってみてビックリしたのですが、めちゃくちゃ値段が上がっているんですよ。
天下一品好きのリピーターが多いからだと思いますが、こってり並で920円(税込)。
3年ほど前から200円近く上がっているような気がします。
通常のラーメン屋さんよりも相当強気な値段設定です。

チャーハンやご飯などのセットを注文すると余裕で千円を超えますからね。

なお、「こってりMAX」は並1,190円、大1,350円(税込)。
唐揚げセットにしたら、なんと、約1,500円。

チェーン店のラーメン屋のランチでまさか1,500円を支払うことになるとは・・・。
恐ろしい時代です。

■予算帯の話

ここで気になったのが、他の方はどうなんだってこと。
周りをチラ見していると、店内は殆どの方が男性でしたが、ラーメンと何らかのセットで1200円~1600円ほどの注文をしています。

結構高いのに、よくもまあこの値段を支払えるもんだなぁ、と不思議に思います。

ここで前職で考えられていた予算帯の考え方を思い出したので、船井総研のHPを久しぶりに拝見しました。

中心予算帯の出し方と価格の分岐点の原則
※出所:船井総研HPより

見方について詳細を知りたい方は上述の単語で調べていただけると良いのですが、簡単に今回の話で言うと、天下一品に来ているお客さんは1,000円位の予算で来店しているということ。
そして、このお客さんは800円~1,799円を予算内だと考えるんですね。

そのため、1,500円は十分1,000円予算に含まれているため、問題なく支払うということ。
もっと言えば、1,799円までだったら支払う方はいる、ということ。

ですので、天下一品は非常に上手な値付けをしていると言えます。

予算帯の話はとても面白いんですよね。

上述の表にはありませんが、インフレ前はランチの予算帯は500円予算の人が多かったようですが、今は1,000円予算になっていますよね。

一方で、通常のランチは1,000円予算の値付けをしていてもテイクアウトだと500円予算で値付けしているお店も多いです。

久しぶりに見て、興味がわいたので、街中を歩く際はこの予算帯を気にして歩いてみたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「わからないからすべてやる」「二度手間万歳!三度手間最高!」「批評家ではなく実践家であれ!」でいきます!

●本日のまとめ

  • 予算帯の話から見ると、ランチに1,500円を支払う人がいるのも当然であることがわかる。

  • 予算帯の概念を頭に浮かべながら、まちの価格設定について考えてみる。

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