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No.73|他者目線VS自分目線

2023年3月20日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.73
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■自転車でエレベーターに乗る子供の価値観

近所にトラックなどの往来が多い片道4車線の国道があります。
高齢の方が道路を渡るのが大変だということでしょう。
ある交差点では、歩道橋にエレベーターが設置されています。

昨日、私と息子が歩道橋の上から下までエレベーターを利用し、エレベーターから降りた際、ちょうど、小学3年生くらいの子供が自転車に乗りながら我々のほうに向かってきました。

エレベーターに我々が乗車していたと思わなかったのでしょう。
私の姿を見た途端、自転車を降り、私のことを気にしつつ、自転車を押しながら向かってきました。
明らかに動揺しつつ、何か迷っている様子です。

すると、急に進路を変え、Uターンし始めました。
エレベーターではなく、通常の歩道橋を利用することに変更したのでしょうか。

私と息子は彼とは違う方向に向かったわけですが、彼はそのことを確認したのち、再び急いでUターンをし、先ほど我々が下りたエレベーターに自転車で乗り込んでいきました。

「エレベーターは自転車に乗って使用するな」と小学校で注意されているのかもしれませんし、過去に「危ない!」と誰かに怒られたのかもしれません。
彼の中では、「誰も見ていなければ使っていいけど、誰かに見られていると自転車を乗りながらエレベーターは使ったらだめ」だという価値観が根付いているようです。

■マスクをしなくてよくてもする日本人

マスクをしなくてもよくなり、1週間が経過しました。
マスクを外して生活してもよくなったわけです。

そのため、街中を移動していると、マスクをしない方も増えています。
特に若い方はマスクをしない方の割合が増えています。
しかし、30歳代以上の方々は多くの方がマスクをしています。

私はマスクをしています。
理由は、花粉症です。
したくないんですが、仕方なくしています。

花粉症が増えているのでマスクされている方の割合も高くなっているんだろうと思いますが、そうではない方は習慣化しているのかもしれません。

一方で、海外の方はしていない場合が多いです。
「マスクをするのはしんどいから」ということなんでしょう。

■改めて感じる他者目線の強さ

両エピソードから、日本人というのは、周りの目線を気にするようになっている、と改めて感じます。
自分がどうのこうのではなく、他者目線なんだなと。

他者目線の良さは、自分のことをメタ的にとらえることができるという点が良いことです。
しかし、自分の意見を他者に伝えられないというデメリットもあります。

他者と生きていく以上、最低限のマナーは必要ですが、「自分が好きなことは何か」「自分がやりたいことは何か」を追求していくことが他者との差別化につながり、そうする方が生きやすい時代になってきています。

にもかかわらず、価値観を他者においてしまっていると、行き過ぎた他者目線につながり、「自分がしたいことが見つからない」「他者の目線で自分を評価してしまいつらい」ということになることさえあるのです。

そのためには、
「自分はどう考えるか?それはなぜか?」
をファクトを示しながら、説明できることが重要であり、それを繰り返すことで自分の意見が固まり、自己肯定感を養うことになるのではないかと思います。

私自身が子供の頃から他者目線が強かったため、余計にそう思います。
メタ認知の力は相当身についていますが、一方で自分のしたいことや、やりたいことがない。
他者から見たらどうか、ということに評価を置いていたので、自分がどう感じるか、というのが分からなくなっていたんですよね。

最近は意図的に自分の知覚を大事にしているからでしょうか、紹介した2つの状況に対して、違和感を感じるようになったんですね。

とはいえ、えらそうに書いていますが、まだまだ他者評価軸で動いてしまっています。

私は、自分軸での評価に寄せていくことにより、「自分がありたい姿」「自分がなりたい姿」に近づいていくことができると思っています。

これが誰にとっても正しいことだとは思いませんが、私はいずれ何ものかになることを目指しています。
違和感を感じたということは、その方向性はきっと正しいことなんだろうなと解釈しています。


最後までお読みいただきありがとうございました。

明日も、「わからないからやってみる」「せずにはいられない」「それは現状維持バイアスではないか?」を自問自答し、変化変容を目指します!

●本日のまとめ

  • 他者目線はメタ認知を身に着けることができるメリットがある一方、行き過ぎると価値観が他者に依存することになり、しんどくなるデメリットもある。

  • 何者かになるのであれば、自分軸で生きることが重要であり、今に時代にもフィットした生き方である。

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