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No.172|サウナブームに一家言

2023年6月27日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.172
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■人生に彩りをあたえる時間

人それぞれ快適な時間というものはお持ちだと思います。

飲み物を飲みながら、読書をする時間。
朝、ランニングする時間。
独りでバーでお酒を飲む時間。

とても素敵な時間ですよね。
こうした時間を増やすことができれば人生に彩りが増えていきます。

私の場合はサウナがこうした時間にあたります。
可能であれば毎日でもサウナにいきたいくらいです。

前職の時にサウナ大好きな社長さんとご一緒させていただき、その時からサウナが好きになりました。

■サウナブームへの想い

しかし、昨今のサウナブームについては少々苦々しく思っています。
マーケティングの観点からすれば、

・「ととのう」という今までなかった状態に新しくネーミングをつけた
・汗だくの裸のおっさんのイメージから、おしゃれな雰囲気・少しイケてる感を打ち出した(ターゲットを変えた)

こと自体はなるほど、と思いながら見ていましたが、「ととのう」というのが未だにピンときませんし、「あ~俺、今ととのってるわ~」なんて感じてるおっさんもそれほど多くない気がしています。

そうしたことよりもなにより、サウナブームになり、ブームのおかげで混みすぎるようになったんですよね。

そのため、サウナでマナーを犯す連中が増加したんですよ。

・汗を水や湯で流さず水風呂に入る

これは言語道断。レッドカード。

・水風呂の中にもぐる

これもイエローカード。
もぐるおっさんに限って頭まで水や湯で汗を流してないんですよ。

近くの銭湯ではこういった方の割合が高くなります。
しかし、サウナ専門のお店に行くとマナーを抑えた方が多くなります。

■サウナ紳士への道

先日、関西のサウナの聖地と呼ばれる、「神戸サウナ&スパ」に訪問したときのことです。
神戸サウナは、100度を超えるサウナとセルフロウリュ(熱せられた石にを自分でかけること)が可能なフィンランド式サウナがあり、水風呂が12度弱で、多くの本格的なサウナ好きから支持されるサウナ専門店。
何たって名前が「神戸スパ」ではなく「神戸サウナ&スパ」ですからね。

しかし、先日訪問したのが休みの日だったんですが、サウナブームのせいか、サウナはもちろん、浴室も人で溢れているんです。

フィンランド式サウナは、最大で15人くらいが入る木材で出来たサウナなんですが、もう出たり入ったりでひっきりなしに木の扉がカチャカチャ開閉されるんです。

これだけでもかなりの集中力を乱される状態。

サウナでは内省をしながら、時間を過ごすわけなんですが、ここに来て、さらに感情を揺さぶる出来事が3つあったんですね。

①サウナの中で大きな声で談笑している20代の若い方達
②セルフロウリュで石に水を掛ける時に周りに声掛けをしない30~40代のおっさん
③呼吸音がうるさく、故意に吐く息を「プシュー」と発音している50代くらいのおっさん

①は、コロナ禍により、サウナ内では黙浴が勧められこともあり、しゃべらないのがマナー。
しかし、サウナブームで来てみた感じの若い方達だから、まあ仕方がない。

②は、恥ずかしがり屋が多いのか、声掛けをせずにロウリュをする方が多いんですよね。
しかし、平日の神戸サウナだとむしろ声掛けする人が多いんです。

③のおっさんは、単純に気持ち悪い。

こうしたシーンを見かけた際に、感情を乱さずにいかに落ち着いていられるか、それを問われていると思って入っていました。

というのも、昨今、サウナが下火になり、サウナ専門店が老朽化で撤退していたりしましたので、業界としてはサウナブームは歓迎すべきことなんです。

そう考えると、ニューカマーがサウナ紳士になってくれると問題解決なわけです。
そうなると、私ができることは、率先して草の根で背中で語るしかない。

今後も、①無言で、②セルフロウリュの時は声をかけ、③呼吸音は静かにして入りたいと思います。

一見マイナスな出来事も、我田引水し、反脆弱性を身につける訓練だと考えると、心を落ち着けることができますね。
今年に入ってから、だいぶ心が乱されにくくなってきました。

サウナ好きの方は、関西に来られた際は神戸サウナ&スパに行ってみてくださいね。


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「わからないからすべてやる」「二度手間万歳!三度手間最高!」「評論家ではなく実践家であれ!」でいきます!

●本日のまとめ

  • ブームを経てサウナ文化が広まるためにも、自分自身が率先してサウナ紳士としてマナーを守ることが重要。

  • マナー違反に対しては、我田引水する力や反脆弱性を身につける良い訓練と捉えるようにする。

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