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バンクシーって誰?

2022年もあと1ヶ月目前で、今年初美術館。
話題になっていたバンクシーって誰?展へ、ほぼバンクシーって誰?な前知識で向かった日記。

ひさびさに切符をきってもらった


午前中にサクッと回ってお昼にしようと向かったら、結構しっかりと長めの入場待ち列ができていた。
公式Twitterを見ても、時間帯によっては30〜40分くらい待つらしい。その分、展示スペースは人も少なく流れもゆっくりしていたので過ごしやすかった。

バンクシーについては、なんとなく、「街中で風刺画を描く人。オークションで落札された後にシュレッダーをかけた人」くらいのざっくりとした情報しか持っていなかった。顔出しをしている人ではないので、展示を観た限りでもほぼほぼそれで合っていた。

言われてみれば、これまでの人生で見てきた風刺画って、歴史の教科書や資料集で小さく載っているものを、授業を半分流し聞きしながらぼけ〜っと眺めていたくらい。

実物大の作品に込められたメッセージを咀嚼しながら観進めていく時間は、思っていたよりも精神を使った。途中から、作品を観ているのか、作品を通じて、世界事情から目を背けていた自分自身がバンクシーから見つめられているのか、分からなくなっちゃって、帰ってから泥のように眠ってしまった。

グサ〜〜〜〜と心の臓を刺された展示文

写真に撮らなかったけど、「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにした「鼓膜が破れた少女」という外壁に描かれた作品。耳飾りの代わりに黄色い警報装置が耳元に付いている。ぐるぐるっと思考を回して真意に気がついた瞬間、ゾゾゾ〜っと背筋に嫌なものが通って一番印象に残っている。

展示の最後に、バンクシーって誰?に対するアンサー文のような説明書きがあった。あったのだけど、あの文章が今回導き出された結論だったのかも…と気づいたのはグッズ売り場で特別版コップのフチ子に出会ってからだった。時差。フチ子ってこんなところでもコラボしているのね。

美術館帰りにプラプラと歩いていたら、知らなかった焼き菓子屋さんを2軒見つけてうれしかった。

今年中にあともう一件、県内で行きたい展示がある。

美術館のオモシロ展示にアンテナを張れるような大人になりたいものです。

それでは今日はこの辺で。

見出し画像は今日立ち寄った喫茶店のいかした看板。

鎌倉殿一気見の人へ向けた一言にドンピシャで撮った

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