寝ても疲れが取れない!原因は何?

疲れが取れない原因

寝ても慢性的な疲れが取れない原因は、「副腎疲労」だと言われています。
これは30〜40代でよくある症状で、「副腎」が酷使され疲れてしまう症状のことを指します。
「副腎」とは腎臓の上についている臓器で、体内環境を常にちょうど良い状態に保つためのホルモンを作っています。
副腎から生体にとって必須のエネルギーの元になる「コルチゾール」というホルモンが分泌されることでやる気が活性化されると言われています。

副腎疲労によってどうなるのか?

副腎疲労の主な原因は、過剰なストレスやバランスの悪い食生活で起こると言われています。
こうした生活が何年も続くと腸内環境の悪化、栄養素不足、免疫力低下を引き起こします。
こうした状態を放置すると副腎は24時間コルチゾールを放出し続けなければなくなり、疲れ果てて「副腎疲労」となるのです。

副腎からコルチゾールが分泌されなくなると気力がなくなって疲れを感じるようになります。
これらの症状は負荷がかかり始めてから数年経ってから症状が出てくると言われており、最終的には動けなくなるそうです。
動けなくなる前段階として、慢性疲労やアレルギー症状を感じたら、「副腎疲労」を疑った方がよいかもしれません。

副腎疲労の対処法は?

対処法として、「ミトコンドリア」を活性化させる方法があります。
「ミトコンドリア」とは全身の細胞にある非常に小さい器官を指し、体のエネルギーの元となるATPを作ります。
ミトコンドリアは通常体重の1割あるはずですが、現代人の多くはミトコンドリアが1割未満で不足していると言われています。
ミトコンドリアを活性化させるには「運動」が最も重要です。
ミトコンドリアは筋肉にも多く含まれているため、運動をすることでミトコンドリアに刺激を与えることができ、ミトコンドリアの量を増やすことができます。
座りすぎは体に悪いですので、適度な運動を心がけましょう。

いかがでしたでしょうか?
他にも副腎疲労を改善する方法として、腸内環境を整えたり栄養を摂取することも重要です。
「マグネシウム」や「亜鉛」…ナッツなど
「ビタミンB群」や「ビタミンD」…サプリメント
などが効果があると言われています。
「気づいたら動けなくなっていた」なんてことがないように生活習慣を改善していきましょう。

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