やりたくない事を習慣化する方法

習慣としてやろうとしても続かない

何かを成功させたいと思った時に、大切なこととして「習慣」があります。
何かを「習慣」としてやろうと思うのですが、なかなか長続きしません。
本を読んだ後には「実践しよう」とやる気が出る事が多いですが、大抵の場合は情報を知っただけで満足してしまい、「行動」を起こすことができません。行動したとしても数日間は継続できるのですが、その後が続かない人が多いです。
例えば毎日早起きして会社に行くことはできるのに、毎日筋トレや英語の勉強を習慣にしようと目標を立てても続かない人が多いのです。

習慣が続かない原因

習慣が続かない原因は大きな目標を達成するために「大きな習慣」を設定し、継続を意思の力に頼っているからです。
ほとんどの人は初めのうちはやる気があるのですが、どうしても楽な方へ流されてしまいます。
そこで、まずは「小さな習慣」から始めるようにするといいと思います。
小さな習慣を淡々と続けることであっても、それを長期間継続すると、次第に「大きなな成果」になります。
これは良い習慣だけでなく悪い習慣であっても同じ事が言えます。
ずっと続けていた悪い食習慣が急にが「病気」となって現れることがあります。

依存症のメカニズム

何かの報酬を得られる前には「ドーパミン」というホルモンが脳に分泌され、やる気や幸福感を得る事ができます。
例えばギャンブル依存性やアルコール依存性の人は、パチンコで出玉が出た後やアルコールを飲んで気持ちいいと感じたときに報酬系という神経系が活性化されます。
「ドーパミン」が過剰に分泌されると、パチンコへ行く前やお酒を飲む前であってもパチンコやお酒の後の「報酬」を思い出し、辞められず中毒のように「習慣化」されています。
このように何かの報酬が予測すると、脳には「ドーパミン」が溢れてやる気を引き起こしさらにやりたいと思うようになります。

身につけたい習慣と好きな事をセットにする

例えば3分運動した後にだけゲームが出来るとか、
資格の本を1ページ読んだ後にだけ漫画を読めるなど、「身につけたい習慣」と「好きな事」を組み合わせると良いです。
そうする事で好きなゲームをしたり漫画を読むために、「運動したい」、「資格の本を読みたい」と思うようになります。
このときの身につけたい習慣は冒頭に述べたとおり「小さな習慣」で構いません。
これを習慣化するうちに、運動や資格の本を読むだけで脳に「ドーパミン」が分泌されるようになり、運動や資格の本を読みたいと思うようになるのです。

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