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【はじめに】公立小学校で不登校になった息子が、インターナショナル校で輝きだした話

はじめに

希望いっぱいで入学した小学校。
保育園時代にはなんでもできた息子がいきなり不登校になるなんて、想像すらしていませんでした。

入学以降、坂を転げ落ちるようにいろいろなことができなくなっていった息子。それ以来「私には何ができるんだろう?」「どうしたらいいんだろう?」と試行錯誤の連続。真っ暗なトンネルの中にいるような気分でしたが、終わりは案外早くやってきました。今、息子はインターナショナル校でキラキラ輝いています。

あれから2年の月日が経って思うのは、息子が日本の小学校で登校拒否を起こしたのは「誰が・何が悪い、ということではなく、歯車がカチっと合わなかっただけ」なんじゃないかということです。本当にただ、肌に合わなかったのだと思います。

インターナショナル校に通いはじめた息子は、年齢が下の子とも上の子とも関係なく、いきいきと遊んでいます。漢字を書くのは少し苦手ですが、日本語の本もよく読みますし、外国語で習う算数など他の勉強にもきちんとついていっています。

日本の学校に所属していたころは人に見られるだけで大泣きして隠れる、というありさまでしたが、今はそのような言動は一切見られません。堂々と、楽しそうに、何の問題もなく過ごせています。性格も、以前よりずっと明るくなったと感じます。

藁をもつかむ思いで、IQを測ったり(後述しますが、息子はちょっとした特性ありのIQ高めでした)、遠いところまでカウンセリングに行ったり、いろいろな本を読みあさったりもしましたが、今思えば、解決策はもっとシンプルなところにあったんじゃないかと思うのです。

有料記事にさせていただく理由は、息子の不登校をネタにお金を稼ごう、というものではありません。

現在進行形で同じように悩んでいるお母さん、お父さんもたくさんいらっしゃると思うので「これを読んで”こんな家庭もあるんだ”と少しでも心が軽くなってもらえたらいいな」と思う一方、私の心はアンチや批判的なコメントに耐えられるほど強くありません。有料にさせていただくことで、本当に読みたい人にだけ記事が届くことを願っております。

もし売り上げがでるようなことがあれば、毎月の交通費(私が送迎しているため、大人+子どもの料金を結構な額で支払っています…。インターナショナル校の生徒は通学定期券が買えないのです…)に使わせていただきます。ちなみに我が家は決して裕福ではなく、夫は介護職員、私はフリーランスのごくごく一般家庭です。

以上をご理解いただき、我が家のドタバタ劇を面白がって読んでいただける方、応援してもいいよ!と思っていただける方に読んでいただけたら嬉しいです。

前半部分は学校に行かなくなった経緯について書いたので、イメージでいうと「暗」です。そこから紆余曲折・試行錯誤を経て、後半部分はインターナショナルスクールに入ってからの息子の変化、現在の勉強の様子などを書いた、「明」の部分です。(息子は今現在もインターナショナル校に通っていますので、明るい記事は今後少しずつ増やしていけたらいいな、と考えています。)

暗い部分についても、息子のプライバシーに配慮しつつ、できるだけ母としての正直な気持ちをつづったつもりです。それゆえ、今これを読むと感情移入しすぎて悲しくなってしまうような心境の方は、どうぞ読み飛ばして、後半部分の明るい現在のところのみお読みください。

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