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家事をしてくれた夫を褒めるべきか?



こんにちは、たまちゃんです。


今日は「家事をしてくれた夫を褒めるべきか?」というテーマなんですが、

うちは、もっぱら僕が家事をやって、妻がスポット的に手伝う、という感じなので、逆パターンとなります。



たま~に、きちんと皿洗いなんかをしてくれるのですが、

「ほ~ら、綺麗になったでしょう!」


とか言ってくるのです。


半分は冗談だから許せるのですが、本気だったらちょっと考えものです。


いや、俺、毎日やってるし。そんなすごいことでもないし。


とか思っちゃうのです。



そして、これを褒めてしまうと、皿洗いさえすれば後は何もしなくていい、という免罪符的な扱いになるのも、避けたいところです(笑)



だからといって、これを


「ふざけるな!俺は毎日やってんだぞ!」


とか言うのも、恩着せがましいわけです。


なので、自然に。そして無表情にならない程度に、


「あ~、ありがとう。」


というのがベストなんじゃないかなと思っています。



そもそもなんですが、うちの奥さんは結婚するまで実家暮らしで、ほぼ家事をしたことがなかったため、家事を仕事のようにタスクとしてやっていました。



しかし、個人的にはタスクというよりか、単に生きるためにやらないといけないこと。


つまり、トイレに行くとか、お風呂に入るみたいな感じで、好き嫌いとか関係なくするものだ、という意識でやっています。



2人にこの意識のギャップがあり、これを埋めるのに、5年以上はかかったと思います。



家事は当たり前にやるもの、という感覚がなければ、どうしても

「やってあげた」みたいに感じてしまいます。


この「やってあげた」の感覚が衝突を生むのです。



たまに読み返すアドラー心理学の本「嫌われる勇気」には、はっきりとこう書かれていました。


「決して褒めてはいけない」



ひえぇ~!


アドラー心理学って、そんなスパルタやったんか~!


と思って、読んでみると、そういうことではありませんでした。



褒めるということは、親子関係のように、上下関係を作ること。

上下を作るということは、操作したいと思うこと。



褒められることに喜んでいるのは、その上下関係を自ら肯定しに行くようなもの。


そうすると、人の(意識的な)支配下に従属してしまう。


ひいては、自立した心が育たないのです。



これは、ハッと気付かされました。


妻が結婚した当初、家事をしたことをあまり褒めなかったことは、結果的に良かったなと思いました。


家事をするごとに褒めていたら、褒められるために家事をするし、逆に褒めなかったら、何で褒めないのよ!とつけあがってきたことでしょう。



これは、確かに対等な関係ではありません。親子です。



また、逆も同様で、「しかりつける」というのも、上下関係を生むということ。


こちらに関しての反省の方が多いでしょうか。


結婚当初は、妻の褒められたい意識をことごとく嫌って、

「そんなこと当たり前だ!」


と怒鳴ったりしていたせいで、立場的に僕が上、妻が下という意識を植え付けてしまったように思います。


結婚10年を過ぎて、このようなケンカはほぼなくなりました。



最近、妻はいつの間にかトイレ掃除をやってくれていたりします。


しかも、「トイレ掃除しておいたから」などとひとことも言わないのです。


だから、こっちも


「トイレ掃除してくれたんだ。ありがとね~。」


といった感謝の言葉が自然に出てきます。



というわけで、夫婦関係も安泰となってきてはいるのですが、

「願わくば、掃除機もかけてくれると、嬉しいんだけどな~」

とか思っているのはここだけの話。


押しつけるのも何なので、自発的にやってくれるまでは、ひたすら自分がかけています(笑)



のろけみたいになって、すみません。


たまには、こんなのもありかなと。



それでは、また!


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