ヒント 「世界一流エンジニアの思考法」のすゝめ

なんとなくだけど思っていたこと。仕事ができる人とそうでない人の違いは、仕事のコントロール感にあると思う。最近は有休消化率がフォローされるようになったから、期限までにいつかは取得しないといけないのだけど、私は期限ギリギリになってまとめて取得みたいなことがざらにある。急に休みを取ったものだから、特に何をするでもなく、だらだらと過ごしてしまい、歳を重ねてしまう。仕事ができる人は、事前に有休を計画しているので、休みの日も充実しているように見える。その日までに仕事を終わらしてしまうから、周りに迷惑をかけることもない。つまり、私は仕事のコントロール感が欲しいのだ。


今回紹介する本

こんな方にオススメ

  • 真面目に仕事しているけど、日々仕事に追われている人

  • 技術系職種の人

  • 現在の働き方に疑問を持っている人

感想

私が仕事の中でうまくできていないなと思うことを、言語化して突きつけられた感じがする。チーム方針に沿って与えられた役割をできるだけスピーディーかつ正確にこなしていくという意識はあったけど、Be Lazy(怠惰であれ)の思考は私にはなかった。結果、日々キャパオーバーな仕事量に振り回されているという感覚になる。まさに「早くできるように頑張る」ということが最終的な生産性をむしろ下げていたのだ。
ではどのように生産性を上げていくのか?Be Lazyの思考とはどういうことか?
一言で言えば、プログラム的な処理方法が技術系職種の業務に最適なのかもしれない。それは

  • 理解に時間をかける

  • 最初に1個をピックアップしてやったら他はやらない。その1つにフォーカスしよう

技術系は特に日々の積み重ねが大事だと思うので、後戻りをしないようにきちんとその場で理解すること。また仕事の幅はいくらでも広がってしまうので、取捨選択をして、より少ない時間で価値を最大化することが重要だと思う。

著者は私よりもずっと専門性が深く、年齢も上なのに、常日頃から周囲の優秀な人から仕事のやり方・進め方を吸収し、自分の人生をコントロールしようとしていた。今回読んでみて、私自身の悩みを共感できたのも嬉しかったし、人生をコントロールするために、まだまだ試行錯誤し続けていかないといけないなと感じた。

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