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2022シーズンに観戦したG大阪の試合

2022シーズンに観戦したG大阪の試合をまとめて,印象に残っていることを振り返る記事です。今までWordPressのブログに書いていたのですが,noteに書いていくようにしようと思います。
過去の記事の一覧はこちら↓

2021シーズンに観戦したG大阪の試合

2020シーズンに観戦したG大阪の試合

2019シーズンに観戦したG大阪の試合

リーグ戦

  1. 2/19 vs. 鹿島(Home)● 1-3

  2. 3/6 vs. 川崎(Home)△ 2-2

  3. 3/19 vs. 福岡(Home)● 2-3

  4. 4/17 vs. 湘南(Home)● 0-1

  5. 4/29 vs. FC東京(Away)● 0-2

  6. 5/21 vs. 札幌(Home)△ 0-0

  7. 5/8 vs. 神戸(Home)○ 2-0

  8. 5/21 vs. C大阪(Away)● 1-3

  9. 6/18 vs. 横浜FM(Home)● 1-2

  10. 6/29 vs. 広島(Home)○ 2-0

  11. 7/2 vs. 浦和(Home)△1-1

  12. 7/16 vs. C大阪(Home)● 1-2

  13. 7/30 vs. 京都(Home)△1-1

  14. 8/14 vs. 清水(Home)● 0-2

  15. 9/3 vs. 鳥栖(Home)● 0-3

  16. 9/10 vs. FC東京(Home)△ 0-0

  17. 10/1 vs. 柏(Home)△ 0-0

  18. 10/29 vs. 磐田(Home)○ 2-0

カップ戦

  1. 2/23 vs.C大阪 ●2-3(ルヴァンカップGS第1節)

  2. 4/13 vs. 大分 ○ 2-0(ルヴァンカップGS第4節)

  3. 4/23 vs. C大阪 △ 0-0(ルヴァンカップGS第5節)※Away

  4. 5/18 vs. 鹿島 ● 1-3(ルヴァンカップGS第6節)

  5. 6/1 vs. 岐阜 ○ 4-2(天皇杯2回戦)

2020, 2021シーズンは一度もアウェイ戦には行きませんでしたが,2022シーズンは近場アウェイ(C大阪戦)と地元FC東京戦に行きました。2019シーズン以来です。アウェイの大阪ダービーは初参戦で,ヨドコウ桜スタジアムにはルヴァンカップのGSとリーグ戦で2回行きましたが,どちらも勝てず。リーグ戦に至ってはかなり盛り上がったわけですが,逆転負け。試合終盤には昌子とレアンドロペレイラが仲間同士で小競り合いをするなど醜すぎる敗戦でした。そして,パナスタでもリーグ戦,ルヴァンカップともに敗戦となりました。コロナ以降大阪ダービーは一度も勝てていない。厳しいですね。そして,もう一つは地元FC東京とのアウェイ戦。こちらは新国立競技場での開催となりました。2020の天皇杯決勝で一度新国立競技場で観戦していましたので,2回目となりました。いつものように,姉と合流してスタグルを堪能し,お互いにホームとアウェイに分かれてゴール裏で観戦して,終了後に再合流して反省会という流れでした。雨の中の試合は0-2で完敗。2022シーズンはアウェイでの勝ち星が多いガンバ大阪でしたが,私が見に行ったアウェイ戦はどちらも敗戦となり,2019シーズンで6試合,2022シーズンで3試合(カップ戦含む)の合計9試合のアウェイ戦を見に行きましたが,未だにアウェイの勝利を目の前で見届けたことは一度もありません。2023シーズンに見れるといいのですが...。

見に行ったのは合計23試合で,2019シーズンの23試合と同じでした。ホーム初勝利となった4/2の名古屋戦に行けなかったのが悔やまれますね。その試合が唯一ホーム戦で行けなかった試合なので...。

2022シーズンは年間チケットが復活し,ゴール裏も指定席だったので結構快適に見ることができました。2023はゴール裏が自由席になるみたいなので,今までのようにゆっくり行っても自分の席が確保されているという感じではなくなるので,快適さは少し下がるかもしれません。

つらかったシーズンアゲイン

2021シーズンはコロナの集団感染があったりして,その後は勝てずに宮本監督が解任,ACLもあって連戦が続き,チーム構築もままならぬまま残留争いに巻き込まれ,終盤でなんとか残留を決めるというシーズンでした。しかしながら,2022シーズンは最終節まで残留争いが続く本当に厳しいシーズンとなりました。片野坂監督の就任で希望を感じていたものの,なかなか結果が出せず,終盤にパワープレーで勝点をもぎ取るような試合もありました。メンバーも固定されていて外国人枠の選手たちは軒並みベンチ外となる試合が続き,8/14の残留争い直接対決のホーム清水戦で0-2の敗戦となった後に片野坂監督の解任が発表されました。その後は解任前にコーチとして入閣していた松田監督のもと,オーソドックスな4-4-2のブロックを敷いてからの堅守速攻を武器にしぶとく勝点を積み重ねて,最後は他力となりましたが最終節のアウェイ鹿島戦に引き分けてなんとか残留となりました。

印象に残っていること

今シーズンでもっとも印象に残っていることといえば,やはり3/6,ホーム川崎戦での宇佐美選手の怪我だと思います。この試合は,前年度王者の川崎相手に互角の戦いを演じていました。スタジアムで見ていたので,宇佐美選手がなんの接触もない場面で急に倒れたので,何が起こったのだろうと思って心配でした。そして後日,アキレス腱断裂という大怪我だったことが発表されたのでした。この試合は,1-1の同点から2-1と逆転して,川崎相手の大勝利を目前の後半ATにゴールキーパーの石川選手がボールを転がしたところを後ろからかっさらわれて同点に追いつかれるという,ガンバ大阪サポーターにとっては2つのショッキングな事件があった試合でした。


この敗戦と同様に,今シーズンは7/2の浦和戦,7/30の京都戦と,ホームでリードしていながら終了間際に自分たちのミスから失点を与えてしまい追いつかれるという悪夢を何度も見せられたシーズンでした。

次に印象に残っていることは,コロナ禍以降初めての声出し応援をしたことだと思います。ホームでの声出し応援は10月1日,そしてこの日が,3月に負傷離脱した宇佐美選手の復帰戦となりました。


フィールドプレイヤーの選手たちがウォーミングアップでピッチに出てきて,最初の宇佐美選手のチャントを歌った瞬間は本当に感動しました。というか,声を出して応援をできるっていうのは本当にサッカー観戦の醍醐味であったということを改めて思い出すこととなりました。


復帰戦となったこの柏戦では勝利を飾ることはできませんでしたが,宇佐美選手が復帰してからの終盤4試合は2勝2分の負け無しで終えることができ,結果的に宇佐美選手に救われた一方で,彼の不在が残留争いに巻き込まれた大きな要因の一つであったことを証明していたようにも思います。

印象に残ったゴール

おそらく,ガンバの今シーズンのゴールを振り返るとベストゴールは4/2名古屋戦の黒川選手のゴール(たしかその週のやべっちスタジアムでも取り上げられていた)かなと思いますが,私はこの試合は残念ながら生で見れていなかったので選外にさせていただきたいと思います。そうなると,感動したのはやはり残留争い直接対決となった10/29の磐田戦の食野亮太郎選手の先制点でしょうか。


4:08あたりからが先制点のシーンです。

この試合は本当に終盤の大一番で,負けたら降格の可能性も大きくなっていただけにこの先制点はかなり貴重でした。この試合も声出し応援対象の試合だったので,めちゃくちゃ叫びましたね。

次は,7/2浦和戦のカウンター攻撃でしょうか。


2:18あたりからがゴールシーンです。

セットプレーをキャッチした東口選手が坂本一彩選手に渡して敵陣までドリブルで持ち運び,左サイドに張っていた石毛選手にパスを出します。そこから石毛選手の糸をひくような逆サイドへのストレート系のパスを齊藤未月選手が胸でトラップしてズドン。美しいカウンター攻撃でした。解説の福田さんがおっしゃっているようにすべてが完璧でしたね。

若手の活躍

今シーズンも,期待の若手が出てきてくれました。大きな活躍をしたとは言えませんが,今後の活躍に期待したい選手が,今シーズンユースからトップチームに昇格した坂本一彩選手です。J1初ゴールはうるっときましたね。


彼は4/6の京都戦が途中出場,で,そこから徐々にチャンスをつかんでいき,4/29のアウェイFC東京戦で初スタメンを飾りますが,前半のみで途中交代となります。そこからは出番がなく,2ヶ月後の6/29の広島戦で再びスタメンのチャンスが巡ってきます。

出場機会を徐々に掴むにつれて,持ち前の柔らかなボールタッチと身のこなしで,上背はないながらも相手の逆を取ってうまくターンしたり,相手との身体的接触をうまく避けながらボールをキープするプレーも見せてくれていました。しかし,なかなか決定機に絡むようなプレーは見せられていませんでした。そんな中で,この広島戦はチームとしても非常に良い戦いを見せて上位の広島に2-0の完勝。ダメ押し弾となった2点目を決めたのが,坂本一彩選手でした。その後,7/2の浦和戦,7/6の湘南戦とスタメンを飾りますが,そこでは結果が出せず,片野坂監督の解任以降は一度も試合に出ることができないどころかベンチ入りすらもできなくなってしまいました。レンタル移籍するのではという噂もありますが,ポテンシャルは非常に高い選手だと思いますので,今後の活躍に期待したいですね。

一方で,山見選手は期待が大きかった分,出場時間やシュート数の割に成功率が非常に低く,結果的にリーグ戦2ゴールに終わってしまいました。彼も,片野坂監督には重宝されて,夏まではほとんど全試合に出場していましたが,そこまでに目立った結果を出すことができず(実際ゴールした試合での勝利はゼロ),松田監督に交代して以降はほとんど試合に絡むことができなくなってしまいました。

序盤では活躍していたものの,怪我で長期離脱を強いられてデビューした2020シーズンほどの輝きを放てなかった山本選手も少し不本意だと言えるでしょう。復帰してコンディションの上がってきた秋以降は,守備でも攻撃でも欠かせない存在となり,負けなしだった終盤4試合のうち3試合(横浜戦,磐田戦,鹿島戦)は90分のフル出場を記録しています。

彼らのように,シーズンを通して安定した活躍をなかなかできない20代前半から半ばの選手がいた一方で,シーズンを通して試合に出続けて安定したパフォーマンスを発揮した選手もいます。それが,昨シーズンに藤春選手からスタメンの座をなかなか奪えなかった黒川選手です。今シーズンはチームMVPの称号である「ミスターガンバ黄金の脚賞」を受賞し,名実とともにガンバが誇る左SBになってきました。


攻撃参加が魅力で,今シーズンはリーグ戦で2得点1アシストを記録しています。ガンバの成績次第では日本代表までいってもおかしくない選手だと思っているので,来シーズンのさらなる飛躍を期待したいです。

2度の海外チームとのフレンドリー・マッチ

今シーズン,個人的にもすごい経験ができたなと思うことは,7/25のパリ・サンジェルマンとの親善試合です。


試合の映像はPSGの方にありますね

世界を代表する,それこそワールドカップで活躍するような超スーパスターのプレーを目の前で見れたこと,そして,その対戦選手たちが自分の応援するガンバ大阪の選手であるということ,これ以上ない幸せだったと思います。

また,ドイツブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトとの試合も,シーズン終了後にありました。W杯直前ということもあり,有名選手は来ていませんでしたが,それでも普段のリーグ戦とはまた違った趣の試合を見ることができ,最後にはこの日以前に退団の決まっていた小野瀬康介選手からの挨拶もあるなど,この試合があってよかった,そして見に行ってよかったと思えた試合でした。


最後に

シーズンが終わると,選手の退団の情報も出てきます。そんな中で,私が一番つらかったのは,前述した小野瀬康介選手の退団でした。彼が加入した2018年の後半以降,ガンバ大阪の試合を観に行くようになり,2019年の活躍をうけて,横浜FMからのオファーを断って残留を決めた2020シーズンには彼の背番号である8番のユニフォームを買いました。ニッパツ三ツ沢球技場で見たマリノスのディフェンス陣をドリブルで切り裂いたゴール,あれは一生忘れませんし,彼のチャントも好きでした。ガンバがもっといいチームなら,彼の未来も違ったのかもしれないと思うと,彼がもっとも脂の乗った時期に残留争いを強いられてしまったことが残念でなりません。湘南に移籍しても活躍してほしいですね。もちろんガンバ戦以外で。

さらに,これまで幾度となくチームを救うゴールを決めてきたパトリック選手も退団となりました。どんなにチームが厳しい状況でもSNSでファン・サポーターにメッセージを発し,ここぞという勝負どころで結果を出す,頼もしい選手でした。彼のチャントもコロナ禍であまり歌うことができなかったのは残念でした。お隣京都に移籍することになりましたが,対戦相手としては厄介な選手ですから,彼にもガンバ戦以外で活躍してもらいましょう。

来シーズンは,徳島で監督を務めていたポヤトス監督の就任が決まりました。外国籍選手が大量に退団となり,若返りを図っているのかなとも思いますが,とにかくブレずに,チームとしての方針を貫いていってほしいなと思います。来シーズンの開幕はアウェイ柏戦,ホーム開幕戦は鳥栖との対戦となりました。正直どちらのチームにもそこまでいい印象がないですが,来シーズンにはどんな試合が見れるのか,毎週のように餃子の王将で反省会をするはめになるのか,そんなことも含めて,サッカーを楽しんでいきたいなと思います。

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