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フレンドリーな話し方は失礼な話し方なのか

コールセンターで働いている時、私はどちらかと言うと”敬語”に厳しい方でした。
が、同時に「親しみのあるフレンドリーさ」も目指すように後輩によく言っていました。
”敬語”と”フレンドリーさ”を対等に発揮するってなかなか難しいことでもあります。
ですが、フレンドリーで親しみやすいことと、失礼で慣れ慣れしいことは違います。
今日は私が参考にしていたものを1つご紹介します。

ずばり、私が参考にしてたのはNHKの「スタジオパークからこんにちは!」ですw
今はもう放送が終わってしまったようなので、ご存知ない方もいるかもしれませんが、3・4年前くらいまで放送されてたテレビ番組です。
NHKのアナウンサーがゲストにインタビューをして番組を進行するお昼の番組でした。

NHKのアナウンサーは“1分間300文字”という、一番伝わりやすい理想の速度と言われる速さで話します。
(一般的なアナウンサーはこのスピードで話しますが、NHKは群を抜いて徹底してます。)
もちろんNHKなので、日本語のイントネーションも間違いがありません。
インタビューなので、正しい敬語の使い方や失礼にならないフレンドリーさがあります。
ゲストから話を引き出す質問の仕方も参考になります。
お昼の番組なので、笑いも交えていて、話し方に明るさがあります。

話すスピードが適切で、フレンドリーでありながら失礼のない言葉を使い、明るい話題を相手から引き出す。

コールセンターで務める者として、番組のアナウンサーがしていることが、自分に求められる話し方のスキルと共通しているなと思ったんです。
平日オフの日のヒマな時なんかはよく見てましたw
若いゲストより、年配ゲストの方が敬語はしっかりしていました。
(敬語がそもそも目上の方に使うものなので、年上のアナウンサーが年下のゲストに敬語たっぷり使うのはちょっと違う、、、っていうところからだと思われます。)

今は「スタジオパークからこんにちは!」に該当するような“アナウンサーがインタビューをする番組”があるかがわかりませんので、
あまり参考にならないかもしれませんが、もしそういった番組があれば、見てみることをお勧めします。
本を読むよりずっと勉強になりますし、何より楽しいですw
(私は本を読むと3行で寝れる特技を持ってますのでw 本で勉強できません、、。調べ物はGoogle先生ですw)


気負い過ぎず、自分の身の回りから始めてみるのも手です。
日本語を聞かない日はありませんw
私はテレビを参考にしてみましたが、Pod Castでも、YouTubeでも、何でもいいと思います。
普段目にしているもの、耳にしているものを、「敬語」や「失礼のなさ」というように切り口を変えてみるだけで
気になることってどんどん目につきます(耳に入ります)。
で、気になったらスマホでググる。
Try & Errorでやってみるといいと思います!

「敬語ができなくて失礼になってしまわないか心配」と感じている方がいらっしゃれば、
完璧な敬語を目指すのではなく、”失礼にならないフレンドリーさ”を身に着けることを目指すのがいいのではないかと思います。


それではまた次回!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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