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【638/1096】親の責任②

親の責任
確か前にも書いた気がするけれど
そのときと心境は変わった

きみの消えた理由
その原因や追い込んだもの
それらは社会的なものもあるし
病的なものもあるだろう 

自分や自分たちのせいだと
責めて責めて責めてきたところから
抜け出てはいるけれど
解せなかったことはまだある

なにもない
と言って消えてしまったきみの
その苦しみを見つけられず
救えなかったことはなくならない

きみの特性や社会環境
救えるはずの手立てがあったようで
すり抜けていったのは
やはり親の責任
身近にいたはずの自分の
自分たちの落ち度だと改めて思う
親のせい とは言っていない
親がすべて悪い とも言ってない
ただ 救えるとしたら
自分や自分たちだったんだろうと
そう思った
(うちの家族の場合はと限定しておく)

気付けなかったこと
取りこぼしたことへの後悔は
親の責任として消えることはない
今さらだけれど
自分がなにを悔いて罪と思うのか
わかってきた
自分に責任があったのだから
悔やみきれないのは当然だ

きみの生きているときに
ともに苦しみ
ともに悲しみ
向き合えたらよかったのに
と叶わないことを思ってまた後悔する
いや 
ともに苦しんだし悲しんでいた
きみのことをいつも思い願っていた
でも 救えなかった
悲しい現実 変わらない事実

前向きにやってきても
拭えないものは変わらずあって
その過程で
変わっていくものもあった
それらを細分化してよくよく見て
よくよく感じよう

柔軟さが出てきている
と専門家に言われる
頑なさはゆるみ始め
また新たな疑問や苦しみもあれど
わたし達は生きているから
きみのことを想える
まだまだ時間はあるのだから
落ち着いて焦らず向き合うよ

今日もありがとう
残された者の日々