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マネージャーのタレントとの距離感

先日TwitterのDMで、マネージャーとタレントの距離感についての質問を頂きました。私も昔はタレントとの距離感について悩んだことがあったなと思い出しました。
今回は、そのタレントとの距離感について書いていきたいと思います。

タレントとマネージャーの関係

大前提として、タレントとマネージャーの関係を説明する際に、この考えが全てではないという事を理解下さい。人間同士の事なので、関係や距離感も千差万別です。

マネージャーは友達?ビジネスパートナー?

マネージャーとタレントが仲良くしている姿をSNSなどで見掛けている方からすると、友達に近い関係と思われている方がいるかもしれません。
ですが、タレントとマネージャーはビジネスパートナーです。仕事を遂行する為に、お互いが手を組んでいるのです。決して、タレントが友達を求めている事はありません。友達を求めているのであれば、プライベートで仲の良い人を探すでしょう。

マネージャーはビジネスパートナー

タレントは芸能活動をするために、芸能事務所に所属をしています。その仕事のパートナーがマネージャーです。タレントは、マネージャーがどういう風に仕事をしてくれるかをチェックしています。もし仕事が出来なければ、芸能事務所に所属する必要がないからです。タレントとマネージャーの関係値は、先ずこの状態から始まります。ここから関係作りが始まるのです。

タレントがマネージャーに期待すること

タレントがマネージャーに期待することは、仕事を取ってきてくれる事や、もしくは、ストレス無く円滑に仕事が出来る事など、タレントの立場や環境によっても、マネージャーに求める事は変わってきます。そのタレントにあった形でマネージメントをしていくことが求められます。

タレントとの関係値の作り方

もしマネージメント経験が浅い人が、マネージャーをする場合は、何に注意をして取り組むべきでしょうか。これに関しては、人脈や経験値も無いのであれば、出来る事はただ一つです。『信頼』を勝ち取りにいく事です。その方法は、一生懸命に取り組む事と、そのタレントを裏切らない事です。出来る限りタレントにストレスが無いように先回りの行動をする事、そして、サボらずに一生懸命に取り組む事です。タレントからすると、見ず知らずの人が急にあなたの担当になった訳ですから、不安に決まっています。だからこそ、先ずは信頼されることが必要なのです。先ずは、タレントの信頼を勝ち取ることから始めましょう。マネージャーとしての経験値も大事ですが、それ以上に熱意があれば全てをカバーする事が出来ます。

私が今タレントの担当をしても、距離感や関係値で不安にはなりません。昔はその距離感に悩んでいました。この理由は、どのタレントの担当になっても、私がそのタレントにあったマネージメントが出来るからです。タレントの要求に応える事と、そのタレントをどうやって売れば良いかを見出すことが出来れば、タレントとの向き合いで不安になる事はありません。結局、不安というのは自信と経験によっと改善されていきます。








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