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【アウトライナー関連書籍】マックのアイデア発想法──アウトラインプロセッサの使い方

「アウトライナー関連書籍」シリーズでは、現在入手が難しいものも含めて、アウトライナーを深く知るための書籍を紹介していきます。かつて「Happy Outlining」というサイトで公開していた記事のリライトが中心ですが、その後新たに出版されたものも含めて紹介していく予定です。

第3回はこちらです。

ワードクラフト編『マックのアイデア発想法:アウトラインプロセッサの使い方』毎日コミュニケーションズ、1994

目次は以下。

1 アウトラインプロセッサの冒険(福冨忠和)
 アウトラインプロセッサの文化問題
 どう使うか
2 プログラマーのアウトラインプロセッサ使いこなし記(水野日出夫)
 はじめに
 ソフト開発とアイデアプロセッサ
 基本設計への応用
 プログラミングへの応用
 テストと導入
 目標管理への応用
3 マルチメディア·クリエーターのアウトラインプロセッサによる左脳エクササイズのススメ(内山大冠)
 序
 行き当たりばったりダイアグラム
 免罪符としてのインスピレーション
 ギアナ高地にて
 「いま、ここ」に集中するために
 網で餅を焼くように
 ソナタ形式
 加速する情報過剰
4 箇条書き嫌いの生産管理者 アウトラインプロセッサを使う(平成埴輪)
 箇条書きも手段であることを認めるとき
 管理者としてActaを使うとき 光と影<大げさな奴(^_^ゞ
5 電通マンが教える アイデアをメッセージにするには(浅見幸宏)
 あなたもプレゼンテーションの達人になれる
 コンピュータは強力な味方
 アイデアがメッセージになるまで
6 編集者のお仕事 何でもアウトラインプロセッサでOK(ワードクラフト)
 Acta7でマニュアル本づくり
 進行管理について
 おまけ
7 98系ユーザーにとってアウトラインプロセッサとはなにか(舘神龍彦)
 はじめに
 プランナートムのプロフィールと機能
 筆者の使い方
 筆者の周囲のユーザーの使い方
 プランナートムを使う理由
 98Windows環境におけるアウトラインプロセッサソフト各種
 終わりに
8 Acta7とインスピレーションのリファレンス
 Acta7
 インスピレーション

編集者、プログラマー、マルチメディア・クリエーター、生産管理者といった人々が、それぞれのアウトライナーの活用法を紹介する、という本です。いわばアウトライナーの使いこなし事例集ですね。出版年は1994年。こういう本がメジャー出版社から出ていたということ自体、今ではちょっと考えられない気がします。

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