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【音楽雑記#91】神様、僕は気づいてしまった

10月から毎日欠かさず書いていたnoteも今日で一区切り。突然、ルーターが壊れ、強制的にデジタルデトックスをせざるを得ない状況に陥ってしまったため、連続投稿記録は一旦今日でストップということになりそうだ。

今日は大晦日だというのに、新年働く場所を探すためにシェアオフィス巡りをしている。「シェアオフィス」と言うのは名ばかりの近所の「ワーキングプレイス」は大晦日もしっかり空いていて、受験生と思われるような年代の方や、普通に仕事でPCをいじってそうな方もおり、勇気づけられる。大晦日に頑張っているのは自分だけではない。割と良い場所を見つけることが出来たので一安心だが、新年から出鼻をくじかれるようなスタートとなりそうだ。来年も良い1年にしたい。いや、ほんとに。

ここ最近、毎日noteを書くことでユニークな方が「いいね!」をくれたり、同じように「推し活」に励む方々の日常が垣間見えたりして、非常に楽しかった。たまに友人、家族、職場の方、仕事で知り合った方から読んだ感想が送られてくることもあり「何かを伝えたい」とか肩肘張らず適当に書いているだけでこういうことも起こるのか、と嬉しく思う瞬間も多かった。これからも細々と続けていこう。何より、書きながら考えていたことが、いつかの自分の助けになるはずだ。それくらい、人生は長い。

東京に戻ってきてから細々とコピーバンドも再開。年始に電子ピアノを購入し、春からはレッスンに通うようにもなり、ここ数年、聞く一方だった音楽に参加する機会が多くなった。そこで、そういえば、30年以上、日常を共にしてきた自分の「音楽の好み」って今どうなっているんだろう?と思い立ち、ここ3ヶ月集中して振り返ってみたが、案の定,邦楽に偏っており、結局、1/3はヴィジュアル系で占められていたり、音楽の好みは10代で形成されるというのはよく聞くものだが、やっぱり本質は変わらないものだな。

▼好きになったキッカケ

当時、流行っていたドラマの主題歌で起用されていて聞くようになったが、好きになったキッカケは「寺社仏閣巡り」に本格的にハマり出してきた頃だったと思う。「営業」という仕事は最後は神頼み、みたいなシーンも多かったりして、その状態がとても気持ち悪かった。とはいえ、やるべきことをやり尽くしても成果が出ない時は、最後の神頼みをしないわけにもいかず、その結果、ハマっていたのが「寺社仏閣巡り」だった。そんな時、ドストレートなバンド名に惹かれたのだった。

(参照)https://www.oricon.co.jp/special/50018/

なんとなく自分の抱えていた「気持ち悪さ」を代弁してくれているような気がして、ハマっていった。

▼思い出

2019年、そんな彼らの初ワンマンライブに行った。コロナ前のライブハウスの雰囲気がどんなものだったのか思い出しにくくなってきているが、デビューから3年弱を経ての初ライブということでファンの期待も大きかったと記憶している。

自分も3年弱聞き続けていて、初めてのライブ参加ということもありそこそこ楽しみにしていた。

上記のレポートの熱量とは裏腹に、見終わった後の感動は、かつて初回のライブで感動し、圧倒的ファンになったバンドとは違った感じだった。自分の感情が、明らかに以前よりも動きにくくなってきている。そんなことに気付かされたライブだった。これが大人になることなのかと思うと、寂しすぎる。楽曲は好きだ。これからも聞き続ける。でも、もうこのバンドに関しては、チケットの争奪戦に無理して参加したり、絶対にこのライブに行きたい!みたいな感情もわかないかもしれない。2021年現在、その差分が何なのか?自分でも理解が追いついていない。

▼好きな曲

https://www.youtube.com/watch?v=TCwCC960Yl0

とはいえ、精力的に新曲をリリースしてくれるバンドで、常に最新曲は追っている。今年リリースされて一番良かったのはこの曲だ。好きの違いや相変わらずの歌詞のセンスにも感服だ。やっぱりこういう切ない郷愁を感じさせる楽曲につい惹かれてしまう。もしかすると、いつも歌っている内容がど真ん中・ドストレート過ぎて、もうわかったよ!気づいているよ!って言いたくなるから、ライブにはいかなくていいのかもな。

そんなことに気付きながら、2021年が終わる。来年も、たくさんの音楽に出会えますように!そして、音を楽しめますように。




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