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◎百足の草鞋/猛省!京都盛夏夜襲編


 どんどん京都みなみ会館への頻度が高くなってきた2017年、だらだら書いてようやく前回で6月が終わったんですが、その年の夏もまた、長かったのです。

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 7月の超SDXは『キングコングの逆襲』と『ウルトラマン・怪獣無法地帯』の2本立て。いまさらですが、超SDXになってからは長編に短編の組み合わせだったのです。今回の組み合わせはちょうど50年前『キングコングの逆襲』の公開日で、同時上映が『長編怪獣映画ウルトラマン』ということで、その中からレッドキング登場の回をチョイス、ということなのです。ウルトラ大全集は『ウルトラマンゼロTHE MOVIE超決戦!ベリアル銀河帝国』で、アベユーイチ監督がゲスト。怪獣もウルトラもどちらもメカの偽物が登場するという共通項があります。

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 今回は『ベリアル銀河帝国』のアベユーイチ監督に、飛び入りの岡崎プロデューサーからお話を聞くことができた。そして、ウルトラの絆はアベ監督の思い入れの強い、来月のネクサスへ。
 アベ監督と岡崎プロデューサーは『ベリアル銀河帝国』のあと『キングコングの逆襲』も鑑賞。そういえば、メカニコングから始まったニセモノロボットキャラは、『ベリアル銀河帝国』のダークロプスにも受け継がれているのか。 

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 毎度のことなんですが、トークの最中はいっぱいいっぱいなので、何をしゃべったかよく覚えていなかったりするのですが、今回はアベ監督の作品に対する思いや設定についてお話がうかがえたように覚えています。 
そしてウルトラマンノアの登場する本作品は8月のウルトラ大全集最終回への緩やかな助走だったのです。7月はこの後、ウルトラのオールナイトがありました。

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 思えば、遠くへきたもんだ。いや、何とかやってこられたものだ。ちょくちょくはやってきたけど、まさか月イチでウルトラ大全集、ゲストトークの司会をするなんて。喋りに長けてるわけでも、あふれ出るほど豊富なウルトラの知識があるわけでもない。毎回アウアウしながら、それでも特に大きなクレームもなくやってこれました。お客様の中には『あの質問は何だ?』『あのトークでいいのか?』と思われる人もいたかもしれませんが、まあ、それでも『お前、今月でバイバイな』と言われることもなく、やってこれました。とはいえ、一年近くも続けてきてもいまだにアウアウな司会なのであります。そんなグズグズな司会を笑ってみてくれるお客様の寛容さにただただ感謝するばかりです。
  と、こんなことを書くとまるで終わってしまったかのように思われますが、もうちょっとだけ続くのです。なら書くな。いや、覚えている間に書いておこう。9月のウルトラマンAイベントから始まり、いよいよ来月でラスト。そして先日はアベユーイチ監督の興奮冷めやらぬまま、ウルトラ大全集初のオールナイトイベント『ウルトラ大全集special night』へ。
 ゲストは『ウルトラマンダイナ』ユミムラ・リョウ隊員役の斎藤りささんに『ウルトラマンサーガ』のおかひでき監督。おか監督とはその前日ババジラジオのゲストにも来ていただき、ウルトラ以外の怪獣話で大いに語っていただきました。(ブログより)

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 ウルトラオールナイト、上映作品はウルトラマンダイナ最終回3部作、『ウルトラマンサーガ』『ULTRAMAN』の3本。

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  ゲストの斎藤さんは、軽く打ち合わせを済ませるとそのまま劇場へ。他のお客様と一緒に最終回を鑑賞。上映が終わると、すでにリョウ隊員がいるというサプライズ。
 そしてその流れのままトーク第一弾。しかし、斎藤さんは20年前と変わらずお美しい。ウルトラのヒロインは、やはり何らかのエネルギーを浴びているのでは? と思ってしまう。トーク中盤からはダイナで助監督をしていたおか監督にも登壇していただき、当時の思い出などを話してもらう。 
 そしてサイン会へ。ダイナ20周年、当時のちびっこも今は社怪人、いや社会人。それぞれがそれぞれの想いで、並んでおられました。ってサイン会の様子を書くのは反則なので、ここまで。

 トーク中の内容は緊張でアがっているのでほとんど覚えていないのですが、ロビーで斎藤さんが『馬場さん、クラーコフでしたー』と声をかけてくれた。何がクラーコフなのか、説明がややこしいので詳細は省く。(ブログより)

 何がクラーコフなのか? 打ち合わせの際、最終回の舞台が基地の中、と斎藤さんがおっしゃっていたのですが、実際は移動要塞クラーコフだったということでわざわざお知らせに来てくれたということなのです。

 そして『ウルトラマンサーガ』上映。『ダイナ』、そして『コスモス』の後日談的な意味を持つ作品で、ダイナ最終回から続けてみると、光の中に消えたアスカが帰ってくるとか、意外にすっきりして見れる。斎藤さんはこのまま『サーガ』も鑑賞。上映後はおか監督との『サーガ』トーク。何が緊張するかといえば、ゲストもですが、とにかく舞台の上が苦手なんです。多分、目はキョロキョロと泳ぎ、口はポカーンと開いてるんだろうな、と思います。
 最後は『ULTRAMAN』上映。横文字ウルトラマン、横文字マンである。ウルトラマンノアから端を発する『ULTRA ‘N‘ PROJECT』の一本。とにかく初代ウルトラマンを最初からやり直してみよう、という意欲的な作品。これがテレビシリーズのネクサスへ、つまりは来月の上映につながるのです。(ブログより)

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 ウルトラなオールナイトも無事終了、8月は恒例の京都怪奇映画祭NIGHT。今回は『学校の怪談』の平山秀幸監督をゲストにお迎えし、初の怪奇NIGHTの司会でした。上映作品は他に『東海道四谷怪談』『魔界転生』に前回上映して大好評? の『白獅子仮面』。というお化けにチャンバラな一夜。個人的には大好きな映画『魔界転生』がみなみ会館で上映されるとあって、いつもの新聞の記事もほとんど『魔界転生』しかし、これがよくなかったのです。

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ゲストには『学校の怪談』の平山秀幸監督。怪奇、ホラーの監督というよりも『エベレスト』『愛を乞う人』等々、一般映画の方で知られる大ベテラン監督である。そんな監督にトークの司会が務まるか? いつものように緊張していたが、実際にお会いすると平山監督は実に気さくで、打ち合わせも実にスムーズ。いや打ち合わせというか『東海道四谷怪談』がいかに怖いか、で盛り上がる。監督『こんなのあるんだ!』とうろ覚え新聞を手に取られましたが、すみません。ほんとしょうもない事ばかりかいてすみません。

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 トークでは色々と楽しいお話、撮影秘話を聞けた……はず。司会はいつものようにアップアップだったのです。何とかトークも終わり、サイン会へ。公開当時少年少女だったファンが目を輝かせながら列に並んでいる。あの時、平成ゴジラ、モスラシリーズに並んで『学校の怪談』は子供たちにとってちょっとしたイベントだったんだな。

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 そして監督と一緒に『学校の怪談』上映。エンドタイトルで巻き起こる大拍手。そして全員参加の記念撮影。この時、一つ目小僧の恰好をしていたのですが、他に誰もホラーな仮装をしていなかったので、こっそりと。今回も失敗した。(ブログより)

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 打ち合わせの最中、平山監督が大怪獣新聞を面白がってお持ち帰りになられたのです。が、先にも書いたようにほとんど『魔界転生』のことしか書いてないことを後になって気づいてヒヤッとしたのでした。本当に申し訳ないことをしました。

 そして8月のレギュラー上映、超SDXにウルトラ大全集もいよいよ最終回。でもその前に、ちょっとした楽しい出来事があったのです。それは次回。京都をはるかに超えて、名古屋!

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