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地域が違うと視点が変わる

Takuya Yamagata

実はわたくし、今年度より愛媛県・市町DX推進専門官(システム・セキュリティ)を仰せ浸かり、県下20市町の皆様と基本的にはオンラインをベースとして様々なお話をさせていただいています。

ある一定の期間、自治体のシステムやセキュリティ、ネットワークの構築などの業務に携わってきたので、少なくとも、技術的な部分についてはこんな考え方だとどうですか?と言った様な話をすることはできるのですが、このネットワークとかシステムの構築についても、実は地域性っていうのが出てくるって皆さん知ってますか?

情報システムで地域性ってなんだ

僕が市町の人と話をするとき、まず重要視するのは人口規模・職員の人数・主要産業、この辺です。これで大体、役場・市役所内の政治やその地域の特徴なんかのあたりをつけます。

正直、相談を受けるということは、その役場・市役所で大体やりたいことが決まりつつあるということですから、そこに向けた後押しや、現在の流行(考え方も含めて)をお話しすると、みなさん「なるほど!」と、これまで持っていらっしゃったモヤモヤがクリアになり、「んじゃ、この方向でいこう!!」となるわけです。

僕は、小規模自治体向けのシステムやネットワーク構築のお話し・後押しをするのが得意なのですが、これは小規模団体の職員歴が長かったこともあって、「内部的な言語」で話をすることができるからなのかなあと思っています。

まあでもこれは表面的な部分なんです。

一番大事なのは、その場所がどんな街なのかを知ることが一番重要だと思います。

はじめての愛媛県

県庁はなんかラスボス感あった

ということで、初めて上陸した愛媛県。本当はたくさんの市町を訪問して対面でお話を聞きたかったのですが、如何せん北海道からの移動は物理的に遠い(笑)のでうまく時間が合わず。しかし、できる限り街の風景は見ておきたいなと思い、初日、松山空港に降りてすぐにレンタカーでドライブに向かいました。

今回のドライブで街並みを見ることができたのは
松山市・松前町・伊予市・大洲市・内子町・砥部町
130kmくらいしかないんですが3時間以上の運転。道民感覚だと3時間走れば180kmくらいは走れるので、道路事情や道幅などいろいろ場所が変わればかわるもんだなあと再認識。

名所的なところにも行った

ウェブ会議では想像・妄想でその街のことを考えて話をするものなのですが、やっぱり街並みを改めて見ると、「あー、あの話はちょっと的ハズレだったなー」とか、「あーここはもっと強く話をするべきだったなー」とか、どんどん想像がついてきます。また有名な観光名所とかがあれば、そこも行ってみると、観光地ではどういうことが想定されるかというのも想像ついてまた良し。

僕的今回一番くらった場所

これまでの僕の愛媛イメージは沿岸とみかん畑というものでしたが、今回ドライブで山間部に入って一新されました。

街並み保存されてる!!

大洲市は時間の関係で車内からでしたが、隣の内子町ではちょっと作業もあり、一旦車を停めることに。(オンラインでどこでも仕事ができるということは、ある種仕事に追われることでもあり、一体どっちが幸せなんだろうって思ったりすることもありますよねw)そしたら、もうなんと。古い街並みが残ってて、一気にテンション上がる。

大体こういう古い街並みのところはリノベをしたお店だったりすることが多いとおもうんですけども、なんと

買い物帰りのおばあちゃん

なんと

移動販売車

なんと

学校まで

普通にここで住んでいるのかよ。
まさか、山間部に行くと、この様な感じになっているとはつゆ知らず、僕内子町とのミーティング時に思いっきり的外れなこと言ってなかったかしらと、思わず議事録を見直しましたw

ここだけではない

実際のところは、ここだけではなく、山の中を走っていくと、崖の上に家があったり、こんな道はしるの!?っていうところの奥に家があったり、ああこれが有名な棚田かとか、ほんと、その地域に行ってみないとわからないことだらけ。

こういう街の役所の人たちは住民のみなさんとどうやって接しているんだろう。
外勤ってどうやっていくのかな。
子供たちはどうやって学校いってるのか。お年寄りはどうやって買い物いくのか。
なによりも、働き盛りの世代は町内で働いているのか。それとも別な街に通勤してるのか。だったら、役所に来るときってどうやってくるんだろうか。

できれば、街の人と話をして、そして役所の人も交えて街歩きして色々聞きたい見たい知りたい。そうすることで初めて役所内部のネットワークの作り方とか、しっかりと考えられる様になるんだろうなと感じるわけです。

場の匂いを感じにまた来よう

初日はこんな感じの動きでしたが、翌日は新居浜市役所にお邪魔して、市役所のみなさんと意見交換。オンラインで話をしていた時以上に、対面でお話をすると面白いことが多く、とても刺激的。こういうのもっと横同士が繋がってやっていければ面白そうとかひとり妄想を膨らませているわけです。

スマートシティにいはまダッシュボード

やっぱり、その土地のことを考えるには、まずその土地をみないとわからないことも多い。一度でも見ることができれば、そこからはもっといろいろな発想も生まれるはず。

オンラインなのかフィジカルなのか、どちらかに振り切るのも場合によっては大事だなと僕は思いますが、とは言え両方大事だし、なおのこと今回は街を見て、人に逢って、得たものが大きかったなと思いました。

また近々愛媛にお邪魔しよう。


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Takuya Yamagata
北海道、函館近郊に位置する森町という小さな町で「デジタルとなにか」を実践している。行政や教育現場でのデジタル技術活用や構築に関する実務経験を数多く持ち、比較的小規模な市町村でのデジタル利用について一緒に考え、創り上げていくことを得意としている。座右の銘は「まあすわりなよ」