大濠公園と恋模様

大濠公園を走ってきた。
2週も走ると汗をかき呼吸は乱れてきて、無駄なことを考えることができなくなってきて、疲れてくる。
そんな中、夜の闇は深く静かで、木々を照らす赤青黄色とりどりの照明、水面に映る幻想的な光はとても美しい。
公園なので、木々の緑に囲まれ、地面はアスファルトではなくゴム質で柔らかい。
明るすぎる強い白色照明は高い位置や遠い場所の足元にしかなく、空間すべてが柔らかい。
都会的な風景はFFG(ふくおかフィナンシャルグループ)ビルがその存在感を示している。
1周全ての景色が美しい。

これ、男女ペアで運動したら恋に落ちやすいだろうな。と思った。

吊り橋効果的なドキドキは運動から得られるし、ムードも言うことなし、時間として少しきついことを共有するなんて、一緒にいる相手を好きにならずに何になるというのだろうか。
『鳥飼(地名)は不倫が文化だ』と聞いたことがあるが、私は大濠公園がその手助けをしていると思う。学校行事関連でパパママの単純な出逢いはある。飲みもある。仲良くなる。30代40代、健康のためにもそこで一緒に歩こうか走ろうかというのは、会話として容易にあり得る。
これは私の考えだが、グループならまだ「リスキー」くらいだけど、2人は「アウトーー!!」だと思う。
「2人で大濠公園にジョギングに行くこと、それを自滅っていうんです」そんな漫画のワンシーンみたいなのが頭によぎる。
私は絶対、女性と大濠公園に走りになんて行かない。
そんなことを考えながら帰路につき、ビールを飲みながらこれを書いている。
おまえとは行かねーよ!!というクレームはお断り。


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