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不眠解消漢方!夜に何度も目が覚める、嫌な夢を見る人のための漢方分類&養生まとめ

人生にとって睡眠ほど大切なものはありません、あ、ごめんなさい「家族の次に」です。睡眠を行うことによって日中の活動で消耗した体力、精神力の他にも血液、体液といった物理的な人体の構成物質の修復ができる唯一の活動です。

ですから睡眠が上手く行かなければ体力は低下したまま、精神は不安定に、そして体の潤いや栄養循環や老廃物の除去にも不具合をきたしほとんど全ての大病の原因にも繋がります。そこで今日は「不眠」の中でも「中途覚醒(途中で目が何度も覚める)」や「多夢(嫌な夢を多く見る)」といった睡眠障害について対応できる漢方薬と養生法をご紹介していきたいと思います!眠りの浅い人やリアルで怖い夢を見て朝スッキリの目覚めが出来ないという人は必ず読んでほしい内容です。

さて、中途覚醒という睡眠中に何度となく目が覚めてしまう病態ですがこれは科学的に言うと「過覚醒」という状態が起きています。これは要するに覚醒と睡眠のバランスが崩れて覚醒が働きすぎてしまう状態で、本来休むべき脳が活動を続けてしまうために起こります。これは不安・緊張や感情の高まりなどが最も原因としては多いものです。ですから基本的には「夜間の考え事」はNGです。良いことも悪いことも夜に考えれば脳の働きを活発にしてしまうために睡眠のバランスが覚醒寄りに崩れてしまいます。いやな夢を多く見る「多夢」というのもほぼ同じメカニズムで起こると考えて良いでしょう。・・とは言うものの「考えるのをやめなさい」と言われて考え事をやめられない、不安や緊張を取れないという人もおられますよね。そういう方は是非漢方薬を使ってみて下さい。

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