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「熱がないのに微熱が続く?」〜虚熱と実熱を知れば炎症が怖くなくなる!!

タイトルの通り「熱がないのに微熱が続く」、あるいは「午後になるといつも体がほてりだるさが出る」というお悩みを抱えている人は多いと思います。病院に行ってもまず治療法も病名すらつかず、ひどい時は「気のせい」などと言われてしまうことすらあるでしょう。でもこれ、中医学では立派な病態なんです。当然治す手段も存在します。キーワードは「虚熱」と「実熱」 です。

発熱を伴う炎症性の病態は中医学では「熱証(ねつしょう)」と定義されます。ですが西洋医学のように抗炎症剤をぶち込んで「はい〜炎症止まったね〜また炎症出たら飲んでね〜」という根本から治す気ゼロの対症療法と違い(炎症を抑えることに意味がないとは言っていません。あくまでも根本治療に繋がらない、という意味です)、中医学の熱証という定義には根本から治すためのメソッドがきちんと定められているのです。

今回は実熱と虚熱というキーワードに沿って「熱証」という「炎症性疾患」の分類と改善法をバッチリ学んでいただこうと思います。炎症は生命の最大の障害、とも言われるもの。これを改善させることで健康増進に間違いなくお手伝いができると考えていますので今回もどうぞご一読ください!

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