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モチベーションを高めるためのヒント(学習内容の言語化#36)

個人の目標達成をサポートする名医を目指している おおやしき です。こんにちは。

今日はモチベーションを高めるヒントは「脳に刻まれた記憶」にある、ということについてお伝えします。

このことは、「BRAIN DRIVEN」という本に書かれています。

例えば、あるイベントに参加するかしないかを考えるとき、「なんとなく GO」あるいは「なんとなく NO GO」を判断する脳の働きがあります。

このようなケースでは、その人が過去に参加してきた同じようなイベントでの体験やそのとき感じた感情がもとになって、「GO」か「NO GO」かを決めていると考えられます。

ここでポイントになるのは、誰一人として全く同じ経験をしてきた人はいないことから、モチベーションのあり方というのはひとりひとりまったく違うという点です。

つまり、「モチベーションのコントロール」に関して、どんなに優秀な人や偉い人の話を聞いても、自分に当てはまるかどうかはわからない、ということになります。

また、感情の記憶は、客観的なデータとしてではなく、感覚的であり、イベントに行って嫌な思いをしたのが10回中たった1回であっても、その記憶が強く印象に残れば、同種のイベントには行きたくない、と判断することもあります。

ここで大事になるのが「メタ認知」です。

自分の記憶と意識的に向き合って、真に自分にとって有意義な選択をしていけるかが重要になってきます。

例えば今日のランチに何を食べるかとか、日常のちょっとしたことからで良いので、意識的に選択してみるようにするといいのではないでしょうか。

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