石徹白Life1539日目【家族4人で雪の和田山巡礼】
森の入り口で野生リスに出逢う。
ネイティブアメリカンによればリスのメディスンは
「将来に備え、変化を迎える準備を整えよ。ただし、集めることだけに夢中になるな。」
または
「役に立たないもの、思考、心配事、プレッシャー、故障したままの機器などを手放せ」だ。
さて、どんな気づきや学びが訪れるのだろうか。
晴れたり、曇ったり、雪が降ったり、千変万化の時代にも通じる天候だ。
登り3時間半、林道を横切りながら、森をゆく。
地図を見なくとも、現在地は解る。
それだけ通っている場所だから。
急斜面は四つ足で進む子どもたち。
山頂は暴風雪にて喜びを分かち合うまでもなく、タッチアンドゴーで退散。
耐風姿勢でうずくまる5歳弟に、覆い被さり身を挺して護る9歳姉の姿あり。
厳しい中での自然体が根っこにあれば、
いかようにも生き生かされてゆけるはず。
寒さに凍えながら、おむすび頬張り即座に下山開始。
ソリのカヌーで新雪の海を蹴散らし森を往く。
1時間30分で無事帰還。
ああ、皆んなよく歩いた。
楽しかった!
大変だったがまた行きたい。
と。
同じ天気なら行きたくない。
でも晴れたら行きたい。
そんな声も聞こえた日曜日。
神々の箱庭らしいツンデレなひと時だった。
※厳冬期から春にかけての和田山・野伏ヶ岳は天候が激変します。
雪山や地図読みの経験が少ない方は安易に踏み込まないようにしましょう。
ガイド付の山行をお勧めします。
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