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韓国大学院留学:志望動機はどのように書けば...?

いざ、韓国の大学院に進みたい!

と思っても、多くの方が直面するのは

志望動機どうやって書こう。。。

だと思います。

私もすごく頭を抱えました。。。

今回の記事では私が韓国の大学院に応募するにあたり、どのようなPeronal Statement やStudy Plan を書いたのか、そしてどのようなことを意識して書いたのかを書き記したいと思います。

最初に書きますが、これが必ずしも韓国の大学院に合格するための正解とは限りません。一つの例として見ていただければと思います。

そもそもの話、ネット上には欧米系の大学院へ留学する人が書いた志望動機書は溢れています。
なので、

”国名  graduate school Personal Statement/ Study plan”  

と検索すれば、簡単に見本となるような資料が出てくると思います。
(日本語で検索しても出てきます。)

しかし、その一方で韓国の大学院の志望動機の書方については全くと言っていいほど、情報がありませんでした。

なので、今回は私の経験を踏まえて、

韓国の大学院に留学したいけどPersonal Statement やStudy Planをどのような感じで書けばいいのかわからない。。。

という韓国大学院進学留学希望者を助けれるような記事になればと思っています。
*韓国語で検索すれば、別の書き方が出てくるかもしれません。
(筆者は韓国語ができません。)
*私の所属している専門大学院と総合大学院では書き方が異なるかもしれません。

また、再度強調しておきますが、私の書き方が絶対的に正しいとは限りませし、
私のように書いたからと言って必ず合格することは保証できません

(またPersonal Statement & Study Plan は重要ですが、他の資料も重要になるのでこの2つが上手に書けたからといって合格になるとは限りません。)
他の海外大学進学者の書き方をみた上で、このような書き方もあるんだ程度で考えていただければと思います。

(正直に言って、これを有料記事にするか悩みました。とはいうものの私の目的はお金を稼ぐことではなく、韓国の大学院に行こうかか悩んでいる方に、情報の少ない韓国大学院の入試情報や大学院生活を発信することによって、留学へのハードルを低くすることにあるので、今回の記事を無料で公開します。ただ情報の悪用はしないでください。)

○私が書いたPersonal Statement and Study Plan

ふぇfw

タフマー亜タフマーさ

*Study Planの青線には意味はありません。
*語学力については目を瞑っていただけるとありがたいです。。。(逆に考えると、簡単な英単語、文法でも合格を勝ち取ることができました。)


○ Personal Statement とStudy Planで意識したこと

まず初めに志望動機書を書くにあたり全体として意識したことを書きたいと思います。

私が全体の構成として意識したことは、Personal Statement とStudy Planの流れです。

全体の流れとしては、

Personal Statement では過去から現在(大学生時代)
Study Plan では現在(大学生時代)から未来

この流れを意識しました。
私たちは、この志願書を多大な労力をかけて書きますが、読み手は下手をすると一回だけサッと読んであなたに対する評価を下す可能性も多いにあります。

当たり前のことですが、志願者はあなただけではありません。
複雑な文書や、すんなりと入ってこない文章が多ければ多いほど審査員はネガティブな印象を持ってあなたの書いた文章を読む可能性が高くなります。

これを避けるために、私は
Personal Statement では”私は今までこのようなことをしてきましたよ”
Study Planでは”その経験からこんなことに問題意識、興味を持ちましたよ”
という流れを意識して書きました。
(最初の頃は、Personal Statemnt で未来のことも少し書いていましたが、Study Planのところで結果的に触れる + 流れが悪くなると思ったので消しました。)


それでは個別で意識したことについて書きたいと思います。


○Personal Statement 


Personal Statment では

私のバックグラウンド + 私のスキル・経験

を意識して書きました。

留学生のサポート活動は
・ソーシャルな性格してますよ
・多様な環境下でも大丈夫ですよ
・(あわよくば、留学していないけどそれに準じた経験はしてますよ)

ということを伝えることを意識しました。

続く教科書作りでは、

研究者として重要は(タイム・自己)マネージメント能力を備えていますよ
というのを主に伝えることを意識して書きました。
また、柔軟にその時の状況に応じて対応することができること + グループワークもできますよ
ということを伝える意図もありました。

私の通うプログラムでは卒業論文は必須ではありませんが、書く人がいることもまた事実です。
審査員の段階では応募書の時点では学生が卒業論文を書くかどうかはわかりません。

では、そこで重要な要素はなんなのか?

教授のことを考えると魅力的に見える学生は、自分の研究をマネージメントでき、手間がかからない学生です。(あわよくば研究の助けになる学生です。)

なので、私は

”自立して研究することができますよ”

ということをここでは意識して書きました。

(もちろん大学院としては、将来活躍してくれるであろう学力が優秀な学生や様々な優れた経験を積んできた学生を求めていることは想像しやすいですよね。)


最後の日韓学生フォーラムの段落では、韓国に興味を持ったきっかけをにおわせるために書きました。
やはり、いきなり韓国の大学院に興味を持ったということを書くには少し無理があると思ったので、私と韓国の繋がりとなるエピソードを書きました。
(他にも韓国とのつながりはありましたが、読み手の評価を考えたときに日韓学生フォーラムの方がささると思ったので、この時は日韓学生フォーラムについて書きました。)


○Study Plan

Study Planでは私が興味を持っている移民関連のことについて、どのようにして興味を持ち、どのようなことを今までしてきたのか、そして将来そのフィールドでどのようなことがしたいのかを書きました。

そしてここでとても重要なのが、

なぜ、韓国でなければいけなないのか
なぜ、Yonsei GSISでなければいけないのか

これを忘れずに書くことです。

これを書かなかったら、おそらくあなたがcompetitive なcandidateでない限り合格する可能性が大幅に下がると思います。

韓国である必要性についての理由は読んだままなので、詳しくは書きません。

私がYonsei GSISにした理由はシンプルで、移民関連の授業を受けることができるのはYonsei GSISだけと言っても過言ではなかったからです。
他のGSIS 系の大学院では、International Cooperationコースが用意されていますが、移民に焦点を当てたクラスを受けれるのはYonseiだけです。
なので、私はそこを強調しました。

(Study planに”他のGSIS では移民関係を学べない”ということを具体的には書いていません。これは、数々の志願書を読み、他の大学院のプログラムについて審査員は知っているのが当たり前であるという推測に基づいています。なので心配な人は”私はここまで分かっていますよ”ということを省略せずに書いた方がいいと思います。)

これに加えて、私の場合は、”あなたの大学のことをしっかりと調べていますよ”と伝えるために、シラバスを読み、どのようなことが学べてその結果、私にどのような影響があるのかを書きました。


そして最後の段落では、 Yonsei GSISに通うことによって私はどのような結果を得られるのかを書きました。(+将来的に私の入学を認めることでコミュニティのnetwork広がりますよ的なことを暗示しました。)

 

○おわりに

結局のところ、大学院に願書を書くのも、就職希望先の企業にESを書くのもそこまで大きな差がないのかなと考えています。

大学院においても、志望先の大学院が求める学生がどのような学生なのか分析した上で、どのようなことを書けば合格できるのかを考えなければいけません。

とはいうものの、決まったPersonal Statement や Study Planには決まった書き方がなく、自由度が高いのでどう書けばいいのかわからず、ただパソコンの前に座って時間が過ぎていく。。。
という人もいると思います。(少なくとも私は経験しました。)

書くことが決まったとしても、大学院が求めている学生がどのような学生なのかわからず、自分の書いた志望動機書に自信を持てない人もいるかもしれません。

そのような時は、読み手がどのような人なのか考えてみましょう。
どのような内容を書けば、読み手(大学院側)に利益がもたらされるのかを考えればどのような内容を書けがいいのか見えてくると思います。

それでも分からないという時は、教授の方々や友達に相談しましょう。
何かしらのアドバイスをくださると思います。


今回の記事が”志望願書が書けない!!”という人の助けになれば幸いです。
何か聞きたいということがあれば、コメントまたはInstagram: Morripy_llsにDMをよろしくお願いします。

長文読んでいただきありがとうございます。

(よろしければ、韓国大学院に留学するまでと大学院での生活をまとめてある、「韓国大学院留学」と「韓国大学院生活」も覗いていただけると嬉しいです!)



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