強くなる人と弱くなる人
僕は入院中にAさん(仮)のYouTubeチャンネルを見ていた。
今回の僕のように事故にあって脛骨と腓骨を骨折し、さらにAさんは僕よりも大きな外傷を負っているにも関わらず約1年の時間を経て復活をしている。
彼は事故にあってからの様子を記録して動画にあげているんだ。だから、僕もそれを見てどんな経過なのか、どんなふうに回復していくのか、どこまで回復できるのかなど参考にさせてもらった。
Aさんもスポーツを極められている方で、僕の気持ちよくわかってくださっている方だと思います。
だからこそ強いなと思うんです。
まさか事故にあってこんなことになるとは思いませんでした。
僕はサッカーを通していろんな国、世界を見させてもらって、ここで終わりたくない気持ちがとても強いです。
だけど、現実はそんなに簡単ではない。
時間をかければ治るものなのかもしれないけれど、時間がかかるということ自体がまず苦痛なのだ。
当然、家に一人でいればそうした負の部分が多く頭に浮かんできてしまう。
しかし、Aさんは強い。
彼の場合はとにかく復帰するということのもとに全てが描かれているようだ。
実際に連絡をして直接、話ができるようになった。
何を考えるかで脳の中を占めるものは大きく変わる。
不安が多くを占めてしまうのか?
それとも希望に向かって向上していくのか?
簡単ではない。
しかし、その仕組み自体はとても簡単なんだ。
(+)のエネルギーを集めるのか、それとも(−)のエネルギーで支配されてしまうのか。
下を見ればどんどんと下にいく。
上を見れば限りなく広い可能性が広がっているはずだ。
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