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人間は周囲に引きづられる

人間は、「長く時間を共にしている5人の人」を平均した人生になっていくということがわかっている。

(5人の法則、つるみの法則などとも言われる)

この言葉はアメリカの起業家であり、若くして一流企業のコンサルタントとしても活動して31歳で億万長者となったジム・ローン氏が残した言葉です。

だから集団、国民性なんかを問うときにはそういった平均的な意見が飛び交うのだ。

・日本人は時間を守る。
・東南アジアは時間にルーズだ。
・イタリア人はおしゃべりが大好きだ。
・アフリカ人は批判してばかりだ。

こういうイメージというのは一般的にあると思う。だけど、そうではない人たちも多数見てきた。

日本人だって時間を毎回のように守らない人もいますよね。

平均であって、全員ではない。

例えば、僕は時間に関して徹底的に厳しくしている。

そうすると、僕の周りにいるラオス人ですら時間に対しての認識が変わる。

時間を守る人数が増えて、そういった集団にいると平均化されるんだ。要は当たり前となる基準がアップデートされていく。

「アフリカ人たちが文句ばかり言うからお前のチームの方に入れてくれ」なんて言ってくるアフリカ人もいる。

時間をきっちり守って、「なかなか東南アジアの人には時間を守る事ができないよね」と苦笑いをしているラオス人の友人もいる。

つまり、僕たちが語っているイメージというのは平均化されたものであって

そうしたものは自分の周囲5人の平均化したものであるのだ。たった5人で自分の価値観というのが形成されてしまう。

だから、人付き合いを変える事で成長もするし、怠惰でメンタルが落ち込んでしまうこともあるんだ。

人には自分のコンフォートゾーン(居心地が良い空間)があり、あまりに自分と違う人たちといると居心地が悪くなります。

だから、同じような人たちに引き寄せられます。

そして、心理学にはピグマリオン効果と呼ばれるものさえもあります。

例えば、教師の期待の大きさに合わせて生徒の成績が向上するというものです。

前述した『5人の法則』があるので、自分を成長させるためにはとにかく環境を変える(=5人を変える)行動を起こすことも大切なんですね。


周囲の環境が自分へ影響を与えているという話でしたが、

自分が環境をつくるともいえるし、

環境が自分をつくるともいえるのだと思います。

ただ、選ぶのは最終的に自分です。
常に選択しているのは他ならぬ自分なのです。


周囲の人間や環境がすべてだと思わずに、視野を広く持つことで思わぬ可能性に気づくかもしれません。

大事なのは常に学ぶ姿勢だなとつくづく思いました。
周囲にそんな学ぶ姿勢の人が多くいると、自分も学ばないといけないと自然に思いますよね。

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