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微差が大差

人生において、あらゆることはほんの小さな違いによって生まれている。

そう思うことによって自分に対しても可能性を感じることができる。

超能力を使えるわけではないという事を知れば、どれだけ小さなことの積み重ねが大きな差を生んでいるかを理解できると思う。

当たり前のことを当たり前のようにやっているんだ。

テレビなどで手の中から鳩を飛び出させる"超人のような"人を見たことがあると思う。

あれはマグネシウムを使うんだ。それによって瞬間的に発光させて目が眩んでいるうちに手の上に鳩を乗っけるんだ。

物事には道理があって、それを丁寧に積み重ねているだけだと思う。

そして、そうであって欲しい。

日本一の山はどこだろうかと聞かれればほとんどの日本人は「富士山」だと答えることができるだろう。

しかし、2番目はどうだろうか?

僕もすぐに答えることはできなかったし、言われてもそんなに実感がない。

でも、富士山の知名度はものすごい。

何千倍くらいの知名度の違いではないだろうか。

じゃあ、その高さにその何千倍の差があるかと言われたらない。本当に微々たる差だ。

スポーツなんかも同じだ。

0.1秒の争いに勝つことで世界的な知名度を得ることもあれば、その0.1秒の差によって大きな差を突きつけられれ事もある。

しかし本当に微々たる差なんだ。だけど、その小さな努力のリターンというのはものすごい差になる。

1センチの違いが結果として1メートルくらいのものに化けて現れる。

じゃあ、僕たちはどれくらいのことを日々やればいいのだろうか。

世の中には3つのパターンがあるという。

・期待通りは普通
・期待以下は消えていく
・期待以上ではじめてプロ

7割で良いと言われても10割を準備できる姿勢が僕は大きな差を生み出すと思う。

7割でいいから7割を用意したら期待通りであって普通なんだ。

常に期待以上がプロだ。
しかし、そこにある違いというのは思っているほど大きな差ではない。

誰にでもできることを当たり前のように積み重ねて、重続している人が違いを作り出していると思う。

常に微差だ。

早起きをすることだってそうだ。

6時に起きれば早起きだと思う。
でも、5時に起きていたら「よく朝起きれるよね」と称賛されるだろう。

サッカーもひとつのパス、トラップにこだわることでプレーの余裕が生まれる。

頭の後ろに目がついているのではないかと思わされるような選手がいる。

当たり前だけれど頭の後ろに目があるわけがない。

常に首を振って背後を確認しているんだ。

微差が大きな差を生み出す。

だから、凡人の僕にもチャンスがあるんだと思う。

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