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失われる創造性

誰しもが子供の頃は創造的になる可能性を持っていたはずだ。

子供というのはもっとも創造的である人間とされている。

創造性とは、問題に対して普通では考えられない解決策を思いつく能力

しかしながら、教育によって思考に制限や規律や厳密さが課される中で創造性は失われ、忘れられてしまう。

NASAのために独創的な思考のテストを開発して実験をしたジョージ・ランド氏(著書『成長か死か』』によると、

3〜5歳の子供たちは97%が独創的な天才と判断された。

8〜10歳では32%まで低下し、15〜18歳になると10%まで落ち込む。

25歳以上の2万人を調べた結果はさらに驚愕で、2%となった。

つまり、幼少期には誰しもに備わっていたはずの独創性というのが教育システムによって失われている。

創造力を再び刺激するためには「子供のように遊びまわることが重要だ」とアルベルト・アインシュタインは言っている。

つまり、よくいうリクリエーションというのはリ・クリエイト(再度想像する)→楽しみによってリフレッシュし、自らの創造性を再び呼び覚ますということなのだ。

*教育システムが創造性を失わせていると記述しているが、直線的思考に重きを置いた教育(学期末テストのための勉強など)も一方では一般教養として必要な知識を身につける上で必要だと思う。

なので「よく学び、よく遊べ」ということだろう。

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