フィジカルベース向上には継続的な取り組みが必要
こんにちは。サッカー・フットサルトレーナーの梅田です。
主に小中学生のサッカー・フットサルの選手の体作りをしています。
少し前ではありますが、遠藤選手のフィジカルに関しての記事です。
ドイツのフィジカル・フィットネス分野については、しばらくの間、学びになるとしばしば情報を収集していました。
きっかけは、2014年ブラジルワールトカップでドイツが優勝した後の記事で、
ドイツはその10年前から最先端のフィジカルのトレーニングを導入し、同じコンセプトを貫いたという記事を見てから。
ドイツは、育成年代からA代表まで同じコンセプトで年代に合わせた指導をしている
とのことでした。
ドイツでプレーしている高校生選手と話をしたときも、
高校生ならしっかりフィジカルやります。
うちのチームは週1、自重やウエイトを使ってフィジカルの日があります。
とのことで、加えて、
中学生でも自重でトレーニングやっていますよ。
との話でした。
ドイツは、コーディネーショントレーニングも進んでおり、
小学生からその要素が入ったトレーニングをサッカーの練習の中に組み込んでおこなっています。
つまり、年代に合わせてフィジカル面においても、適切な関わりを続けているということです。
遠藤選手の記事内でも、
毎回短時間でできるものでも、継続していくことが大切!
と書かれています。
フィジカルに対しての所感としては、ある一定時期にドカンとやれば、体が作れるわけではなく、数年(もっと言えば10年とか)継続的に、段階的に、漸増的に、取り組んでいくことで、よい状態ができていきます。
これを実現させるために、
『日々少しづつ取り組む』、または『サッカーの練習に混ぜ込む』といったことが必要で、それが一貫されたコンセプトでおこなわれる必要がある
と思っています。
日本では、Jユース年代でも、ウエイトトレーニングをしないクラブもあります。
一方、青森山田高校のように専用のトレーニングジムを構え、トレーニング環境を整えているチームもあります。
日本サッカー底上げのためにも、フィジカル(それ以外にも技術、戦術、メンタルも)に対して取り組みのベースアップが大切になってくると感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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