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「あなたはできない人間」将来性を潰す悪魔の言葉

こんにちは。サッカー・フットサルトレーナーの梅田です。
主に小中学生のサッカー・フットサルの選手の体作りをしています。

少し前に書きましたこちらの記事。
この記事の続編をまとめていきたいと思います。

こちらの記事では、みんなそれぞれ願望があり、
心の本当の願望を叶えるためであれば選手は努力するという内容を書きました。

そして、そのそもそも持っている
子供の願望を引き上げる方法としては、

自己肯定感を高めておくこと

の大事と書きました。

今日は、この自己肯定感の部分を少し掘って書いていきます。

自己肯定感とは、「ありのままの自分を肯定する感覚」であり、
・自分でもできそう!と思ったり
・失敗を恐れずチャレンジしようと思えたり、、
・自分に自信をもっていたり、
という感覚です。

子供の頃、とても小さなころは、
人は、「不安」も「心配」も「劣等感」も「自信のなさ」もなく、
周囲のできごとに対して、反応的に何かの感情がでることはありません。

そこから、何か出来事が起きたときに、身体周りの変化、周りの言葉によって、「捉え方」というものが形成されていきます。

その子供がよく聞く言葉というのは、「捉えからを形成する上で非常に大きい」と言われています。

練習して、昨日より、1週間前より、
少しでもできるようになっていたらとてもよいことだよ!

という言葉を日常的に聞いていたら、その選手は自分のレベルを高めていくために練習を繰り返します。そして自分のレベルが上っていくたびに成功体験を得て、また練習していこうと思います。

一方、

他の人より劣っているからもっと練習しないと!

という言葉を日常的に聞いていたら、
練習したけど、その人よりうまくなれなかったときに、
うまくなれない自分を責めたり、
自分はできない人間なんじゃないかと思ってしまったりします。

これでは自信はついていきません。

上記は、一例ですが、
伝えたいことは、周囲の大人が発する言葉の影響を
子どもたちはとても強く受けているということです。

特に注意が必要なのは、
本人に直接ではなく、他の人と話すときにその言葉が聞こえてしまう場合です。

コーチと話す時、
他の親と話すときに、
「うちの子、〇〇だから」と言い、それが本人に聞こえている。
(〇〇は、運動神経が悪いから、足が遅いから、メンタルが弱いから、など)

このケースは非常に良くないと言えます。

子供からしてみれば「自分って〇〇なんだ…」と思いこんでしまいますし、
そんなこと言われたくないと思ってしまいます。

これらが続くと子供の自己肯定感は下がってしまいます。

行動に必要な、「自分でもやればできるかも!」
という感情がもてなくなってしまいます。


本来、子供の周囲にいる大人の役割は、可能性をひろげてあげることです。
可能性を感じさせてあげることです。

可能性を狭める言葉、可能性を消してしまう言葉は、
悪魔の言葉と言ってもよいくらい、有害なものかと思います。

本当に気をつけたいことだと思っています。





最後までお読みいただきありがとうございました。
面白い!良かった!と思いましたら、「スキ」や「フォロー」をしてくださると嬉しいです。

ジュニア選手の大事な時期に関わる存在として今後も精進していきたいと思います。



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