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【薬剤師】国試終了後の動き方について!1年の計画を立てるところからスタート【不合格版】

薬剤師TAKUYAです。
まず初めに、私は卒業延期を1度経験しています。

卒業延期で国試も受けれない、社会人になるのが最低でも1年後、、、
6年も学校に通って学生をしていたのに、人生のスタートが遅くなる。

これだけの絶望はそうないでしょう。
薬学部の学生は基本、大学では医療や薬のことしか勉強しない。そのため、薬剤師以外の道をなかなか選べません。

薬剤師国家試験に合格しないと、社会人としての道をスタートすることができないのです。
そんな薬剤師国家試験で不合格になった後の生活について記事にしていこうと思います。

4月

予備校の申し込み

4月は何もやることがありません。
合格した人は薬剤師として社会人がスタート。
研修や薬剤師の登録、引っ越しなど様々なことが開始します。
不合格になると5月か9月のどちらから予備校に通うかを決めてその申し込みを行う事だけです。
意識の高い人はすこし勉強をしますが、落ちてすぐにその向上心を出せる人はそうそういません。

5月

予備校5月コースがスタート

予備校の5月コースは早くから薬剤師国家試験の対策を始めるクラスです。
朝の9時から16時くらいまで講義を行います。
早めから意識を上げて、準備をしたい人はお勧めです。
長期的な集中力と高額な学費が必要になります。
学費としては年間約100万です。
親としっかり相談して決めましょう。

6〜8月

卒業延期生の卒業試験、第1回の模試などが行われます。
5月から予備校に通ってる学生が高得点を取って他の人との差を実感するタイミングですね。

9月

卒業延期生や予備校の9月コースを選択した人が本気で勉強を始める時期です。


私も9月コースの予備校に通って、勉強していました。
9月コースで必要なのは、自分自身をどんだけ追い込むかです。
短期間で莫大な量を一気に覚える必要があるため、脅威的な集中力が必要です。
講義の時間は9時〜18時まで。それに加えて予習、復習、自己学習。寝る時間を削ってでも努力ができる人が勝ちます。
予備校の9月コースの金額は約60〜75万です。
金額はもちろん高額ですが、5月コースに比べたら若干安いです。

10〜1月

11月で5月コースは全ての範囲を講義で終了し、演習問題などを解く、より実践に近い問題を学びます。
自分で復習する時間などもあるため、時間的な余裕はあるでしょう。


一方、9月コースは1月末に全範囲が終わるので、実践練習は直前のみになります。
もちろんクリスマスや、正月などの楽しいイベントなど楽しんでる余裕はありません。
勉強あるのみ!
1月には最後の模試があるので、その点数でほとんど合格するかしないかわかります。

2月

国試の予想問題などを予備校が出してそれをひたすら頭に叩き込みます。
これがまた、かなり当たります。
詳しくはこちらをチェックしてください。


まとめ

国試浪人、卒業延期になることでまた1年間、勉強漬けの日々が続くことになります。

時間だけでなく、学費、保険料などの負担もさまざまな面で両親に迷惑をかけてしまうのです。
だからこそ、自分の能力と向き合って勉強のスケジュールをしっかり立てて勉強を行う必要があります。

薬剤師になってからの方が正直、様々な困難に直面します。
厳しいことを言うようですが、国試も合格できないようならこの先、未来ないです。
薬剤師は数多くある仕事の中の選択肢の一つに過ぎません。

計画性を持って勉強をして合格目指して頑張ってください。
応援しています。

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