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【本】人は「話し方」で9割変わる

文章久しぶりに本読んだのでそのアウトプットしてみます。

今回は「人は話し方で9割変わる」という本を読んでみました。この本は大学進学時に父がもっていけと渡してくれた本です。いつか読もうと思いつつ結局卒業するまで読みませんでしたが笑

社会人になり営業職になった今、まさにこのタイミングやなという感じで読んでみました。本当は営業も何も関係なく読むべきだとは思いますが。

自分はぶっちゃけあんまり人に興味が無く、会話も話す内容が無い限りとくにしゃべり掛けたりもしないタイプでした。でしたというより現在進行形なのですが。とはいえコミュニケーションは取っていかないといけませんし会話上手にもなりたいなとは思うのでこの本では「自分が会話続かない理由」分れば良いなという思いで読み始めました。

■要約

自分の話は一旦置いておいてまずはこの本の紹介しておこうと思います。相手と良い人間関係を築く=よりよい生活を営むためには話し方にポイントがある。ではそのポイントとは…を解説してくれているのが本書になります。

【この本の良いところは?】

本質ではないですが、200ページくらいで割と薄めの本なのでサクッと読めるのがよいですね笑 真面目にいくとカチカチのテクニック本ではなくなぜ会話が続かないのか、なぜ会話が上手くいくのかという部分の説明がきちんとなされています。また筆者自身の実体験のシチュエーションを交えて例示されるので読み手も「たしかにそんなシチュエーションあるわ~」とイメージしやいです。

【この本の背景とは?】

会話というものを「誰とでも気軽に、面白おかしく気の利いたことが言えること」という風に捉えてしまい、上手くいかずマイナスな印象を持ってしまっている人が多いことが挙げられます。自分の事にとらわれたり、思い込みが強すぎたり、何か言われるとすぐに身構えて結局言い争いになってしまったり自分の殻にこもってしまう。しかしそれでは楽しい人間関係を気づくことは難しいですし人との関わり合いの中で見つかる”自分の知らない自分”を発見することもできません。

本書を読むことで人との関わりに対して「やわらかな心」で臨むことが出来れば生活も楽しくなっていくでしょう。

【この本の効果は?】

もちろん「こういう状況ではこの様に話せばよい」というケーススタディが出来ることは言うまでもありません。ただ個人的にこの本を読んで感じることは「如何に相手のことを考えるか」の重要性を認識できることに有ると思います。ぶっちゃけこの本読んで上手いフレーズが身についたかというと身についてません笑(わすれました…)一方で「相手の受け取り方」「あいての関心事」「あいての…」と言うように相手の口から発せられる言葉一つ一つの裏側や自分の言葉の捉えられ方には気を遣わなければならないなと思わされました。テクニカルなうわべだけのコミュニケーションではなくて、誰にでも優しく関わることが出来るようになることがこの本を読んだ後の効果ではないでしょうか。

【気づき/疑問】

一番の気づきは「会話上手=相手へのパスが上手い」ことだということです。よく会話が上手いというと、おもしろい話を止めどなく話して場を盛り上げる人物像を思い浮かべますが本当の会話上手は相手への上手い質問を通して”一緒に”楽しい空間を作り上げる人物なのではないかと思います。結局人が一番話していて楽しいことは”自分の話”である事は普遍です。であるならばその楽しい時間を如何に長く太く担保できるかが楽しい会話が成立するかの肝になるわけです。本書には会話のきっかけフレーズや返答フレーズなども記載されてはますが収束する先は結局「あいてに話してもらう」という部分です。「共に」「一緒に」が会話の基本精神です。

【次に取るべき行動は?】

自分の場合「相手の話を横取りしない」ことだと思います。聞き役に回りながらもいつの間にか相手の話をとって自分の事を話し始める。これをしてしまうといつの間にか会話は特定の誰か中心に回り始めてしまいそれ以外の人は退屈してしまいます。最近あるひとと自分のLINEのトーク履歴を見ていて感じたのは圧倒的に自分の話(=マツダ)をしてるメッセージが多いということです。恥ずかしいですね。その相手の人も興味があって話を振るってくれているのだろうとは思うのですがこちらから相手への質問的な内容のメッセージがかなりすくなかったです。これアウトですね。双方向を心がけます。

■最近思うこと

かなり適当な読書感想文が終わったところでこの本を読みながら感じる最近のこと書いて〆ます。

結論「自分てかなり守りのスタンスの人間だなぁ」という話なんですが。きっかけは営業ロープレのFBで「決めつけのクローズドクエスチョンが多い」という言葉をよく頂くことが多くてですね。かなり無意識にやってしまっていて、なんでこんなにクローズドクエスチョン多いのだろうと疑問に思っていました。

そんで思い当たる部分として2つあって、1つが「コミュニケーション簡略化の癖」です。今まで多くの人数とメッセージで同時にやりとりすることがけっこうあったんですね。その中では、いかに不要なやりとり減らせるかみたいな部分に意識があってその結果こちらからの質問の時に多くの情報をのせて相手には「yes」「no」で回答して貰うような文章のつくりかたが癖ついていました。なんどもメッセージが行き来するのは面倒くさいですしね。これが話をするときの無駄なクローズドクエスチョンにも繋がっているのではないかなと思っています。そんで2つ目が結構重傷なんじゃないかなって思ってることなんですけど「相手よりも優位に立ちたいという願望が強い」ことがあるのかなと思っています。

クローズドクエスチョンって相手の回答範囲をかなり限定する(してしまう)話法なんですよね。つまり自分の守備範囲から題材が逸れるリスクを減らせるわけです。自分の聞きたいことだけ聞けるんですよね。に逆オープンクエスチョンって相手の回答がどこから飛んでくるか分らないんですよね。つまり自分の守備範囲外=知識外の回答がくる恐れがあるわけです。ぼくはここにかなりビビっているんじゃないかなと感じている訳なんですね。

別に勝ち負けとかそいうの無いですけど、知らない自分がバレることにかなり臆病なんだと思います。もちろんお客様と関わる中では知識があってしっかりと信頼を置けるビジネスパーソンである必要はあるのですが時にはしらないからこそ教えてくださいという言葉が相手との良い関係性に繋がることもあります。

特にオープンクエスチョンは自分の予期しない方向から回答が飛んでくる訳ですが、これが逆に自分になかった観点からの回答である場合もあるんですよね。「あ、たしかにそれ聞き忘れてたわ」「あ、その観点なかったわ」「あ、絶対に自分の今の知識だけじゃ聞き出せない回答だわ」みたいなことが引き出せたりするわけです。クローズドだと自分の知識内に収まる回答しかかえってこないんですよね。

そんで知識がまだまだ足りない今の自分は無駄なプライドすてて「共に」の精神でオープンクエスチョンもっと使っていかなあかんなと思うわけです。もちろん雑なオープンには気を付けてまいりますが。

特に何がいいたいという事もない文章になってしまいましたが、もっと人と人の間の言葉の行き来にたいして余裕をもって臨むスタンスが必要だなと感じる毎日な訳です。

それでは


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