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designing your life

先月、31歳になりました。

長い自分の人生の中で、ふと後ろを振り返ったりこの先どうして行こうか考えたりすることは皆さんあると思います。

自分も今まさに、そのタイミング。

20代、ひたすら目の前の仕事に打ち込んだ。将来のことを考えるくらいの恋愛もしてきた。そして、失恋。今は前を向こうと一歩踏み出そうとしているが、さて次の道は?何を目標に進んでいく?どうしたら幸せになる?

比べる必要のない隣の芝生を見ながら、自らの生活にため息をつく。いわゆる【悩む】という状態。ダメなのはわかっていても自分はこの状況に陥ることは多いのだ。

そんななか、一冊の本に出会いました。

https://www.amazon.co.jp/スタンフォード式-人生デザイン講座-ハヤカワ文庫NF-ビル-バーネット/dp/4150505462

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【スタンフォード式 人生デザイン講座 ビル・バーネット&デイブ・エヴァンス著】

この本には、「どういう人生を生きるべきか」という画一的なアドバイスが書いてある自己啓発書ではなく、「どうやって自分の人生をデザインすべきか」について疑問に答えながら、自分に合った生き方の最適解を見つけるためのノウハウが書いてある。

何より、自分なりの人生設計をして、幸せを選びとるという考え方が非常に参考になりました。皆、人間性・考え方・行動が違っている以上、理想の人生が違うのはあたり前。無限にある選択肢のなかで、何を優先にして動き、取捨選択をしていくか。これからを考えようとしていた自分にとって、目から鱗でした。

そのなかで特に考え方、行動を変えてみようと思ったことを何点か記します。

①自分の現状の問題が何かをはっきりさせる(問題発見の重要性)

人は自分では解決しようのない問題に頭を考えこみがちだ。筆者はそれを重力問題と呼んでいる。体がだるいことや頭がおかしくなることを対処不可能な重力のせいにして、悩み続けるようなことである。どうしたら好きな子が自分に振り向いてくれるんだろう、、とメンヘラ気味に考えるのと一緒でしょうか。笑

そうではなく、人生デザインは自分の力で解決できる今の課題を見つけて、適切な解決策を実行すること。好きな子を振り向かせるために、自分をどう磨いてアプローチしていくか。

あたり前のように聞こえますが、普段いかにどうでもいい悩みで過ごしていたかを省みることができました。

まずは自分が今のままでいいのかと考えている理由の書き出し→仕事、恋愛、健康、プライベートにおける問題の発見→いつまでに何をするべきかの整理、解決方法のアウトプットから始めてみましょう。

②自分が熱中できることを考えぬく

去年から日記を書き続けていますが、やっていなかったのが、「自分がフロー状態、エネルギーが高まっている状況、活動を記録する」ことでした。

仕事はやりがい、他者への貢献度など大切な要素はありますが、まずは自分が時間を忘れるくらい熱中できるものが一番ではないかと考えます。

日々何に熱狂して、過ごしているのか。もう一度日記を視点を変えて、書き直してみよう。それによって自分なりのコンパス(人生観、仕事観の軸)を見つけるために。

③何パターンかの人生プランを描く

これからをどう生きるか考えるときにまずはこの5年間どう過ごすべきか、何パターンかのプロトタイプのプランから最適解を選ぶことの重要性も書かれており、印象に残っています。

ベストプランをいきなり考えるのは難しいので、今の仕事を続ける場合、今の仕事がなくなると想定した場合、結婚など新しい出会いが起きた場合などいくつかの楽しい人生が何通りもあると考えると、気が楽になります。

自分の興味のある、熱中できることのブラッシュアップ→マインドマップの書き出し→何通りかのライフプラン、プロトタイプの作成

大事なのは、思いを書き出して整理すること。そのなかで思いもよらないアイデアが出てきて、自分の方向性を見つけていくことが人生設計の大事な方法だと知りました。

この本を読んで、一番の気づきは

「人生のチューニングを自らが考えぬいて、行動すること」でした。

自分が大切にしている価値観、熱中できること、求めていることをはっきりさせてそのために近い将来どんな目標を設定して進んでいくか。その人生設計を日々考えながら過ごしていこうと思います。

これからどのように過ごしていこうか考えている皆さんにおすすめの一冊です。僕もこれから早速熱中できることリストを作成し、自分なりのプランを考えてみたいと思います!







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